要約 支柱を用いてテグスを圃場上面1mの高さに1m間隔で平行に張り、側面は25cm間隔で4段のテグスで囲むことで、カラスの侵入を効果的に抑えられる。短時間で簡易に設置と撤去ができ、作付ごとに圃場を移す畑作物...
要約 ユウガオ属植物の花粉をスイカに受粉すると単為結果し、現在栽培されている2倍体スイカ品種から種なしの果実を生産することができる。種なしのスイカ果実は、種あり果実と比べて縦長で空洞が発生しやすいが...
要約 農民参加型手法により、土壌水分を活用した野菜の節水栽培法の技術指針を策定した。東北タイの乾期でも、土壌水分を活用することで多種野菜を栽培することができる。 キーワード 東北タイ、節水野菜栽培、農...
要約 窒素付加堆肥の窒素肥効率は0.7で土壌中での窒素の溶出はナタネ油粕よりも速い。本堆肥を全面全層施用した野菜栽培では化学肥料主体の慣行施肥と同等の収量、品質が得られ、跡地土壌の交換性カリウム含量も...
要約 病原菌を持たない原種種子を用いた採種栽培、Sweat-bag seedling法による種子検査および銅水和剤・酢酸混合液浸漬と乾熱処理の組合せ処理により病原菌非汚染種子を供給する。さらに育苗期に重点をおいた防除...
要約
水田内を移動しながらスクミリンゴガイを拾い取る捕獲方法に比べ、水田内や水田周囲に設置した野菜トラップに集まった貝を拾い取る方法は、短時間で貝を捕獲でき効率的である。
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メロンえそ斑点ウイルス-スイカ系統の全ゲノム配列とRT-PCRによる検出
要約 鳥取県のえそ症状を示すスイカから分離された球状ウイルスは、既知のメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)と同一のゲノム構造を持つが、外被タンパク質遺伝子等の配列に相違があり、宿主域も若干異なることから、...
要約 穂木用と台木用の給苗ユニットを有するウリ科野菜用の全自動接ぎ木装置である。半自動接ぎ木装置(以下「半自動機」)では3名必要であった運転要員を、セルトレイの補給者1名のみにすることができ、半自...
牛糞堆肥に硫安を加えて成型したぺレット堆肥による化学肥料リン酸・カリの節減
要約 牛糞堆肥に硫安を加えて窒素成分を調整したペレット牛糞堆肥を用いれば、いくつかの作物において、0.5t~2t/10aを基肥として施用するだけで化成肥料による標準施肥栽培と同等の収量が得られる。化学肥料由来...
要約 シクラメンでは液肥施用時の窒素成分の硝酸態およびアンモニア態窒素の成分比を7:3に調製した液肥を施用して栽培すると生育が良好となり、出荷後の鉢花品質を高く維持することができる。 キーワード シク...
要約 「スイカ久安1号」は市販品種の雌花着生数に比べ、およそ2倍の両性花を着生する。本系統は、雌花あるいは両性花の着生数が多く、短期間での集中着果が容易なスイカ品種を育成するための育種素材として利...
スイカの半促成栽培における果実糖度および糖組成の推移と収穫適期
要約 スイカの半促成栽培において、果実糖度および糖組成の推移と果実品質の低下の関係から、果実内容成分は受粉後日数との関係が高く、収穫適期は短い。よって、受粉後日数により成熟日数を算定すると精度が高い...
作型拡大による収益改善に向けた小玉・中玉すいかの栽培技術と採算水準
要約 小玉は子づる6本および二段摘心仕立てで1番果放任栽培とし、中玉はポリ穴開け換気で、子づる5本仕立て孫づる放任栽培とする。新たな作型(8月中旬~9月上旬収穫)での小玉・中玉すいか栽培の採算価格は141円...
スイカトンネル栽培における被覆肥料を用いた窒素の大幅な減肥技術
要約 スイカトンネル栽培において、被覆肥料(リニア型70日タイプ)を全量基肥として用いることにより、施肥窒素利用率が向上し、施肥窒素量を標準施肥量の50%低減しても収量、品質が確保できる。また、跡地の土...
要約 スイカの短節間性および丸葉性は単因子劣性で遺伝する。F2世代における短節間個体および丸葉個体の選抜は、いずれも第3本葉展開期からの育苗期間に可能である。 キーワード スイカ、短節間、丸葉、早期選抜 ...
要約 「パワーサンタ」は、近年現地で多発するスイカ急性萎凋症や葉の早期枯れ上がり症状の発生が少なく、ユウガオ台木の中で最も有望である。 キーワード スイカ、ユウガオ台木、急性萎凋症 背景・ねらい 鳥取県...
イネ種子からのもみ枯細菌病菌及び褐条病菌の効率的な生菌回収法
要約 イネ種子100gを250ml水中で超音波処理し、メンブレンフィルター法で集菌し、再度フィルターを10ml水中に浸漬して超音波処理を行う。この処理液をもみ枯細菌病菌及び褐条病菌の選択培地で培養することで、比...
要約 本県オリジナルのニガウリ品種の育成を目的に、苦みが弱く、果実の突起がなだらかで、雌花着生が安定し、多収なF1品種「熊研BP1号」及び「熊研BP2号」を育成した。 キーワード ニガウリ、F1新品...
要約 すいかの裾換気式トンネル栽培において、親づる無摘心、無整枝とし、トンネルを定植後3~4週間は密閉、その後着果期まではわずかに開けた状態で固定とすることにより、全作業時間の約2割が削減され、収量...
施設メロンにおけるワタヘリクロノメイガおよびオオタバコガに対する防虫ネットの侵入防止効果
要約 ハウス開口部に目合い4mmの防虫ネットを被覆することで、ハウス内へのワタヘリクロノメイガおよびオオタバコガの侵入を防止できる。防虫ネットを被覆したハウス内の晴天日の最高気温は、被覆しないハウスに...