有機物連用下における移植水稲に対する肥効調節型肥料の施用技術
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培に対し、シグモイド型肥効調節型肥料を用いる場合は、収量・品質面から有機物無施用の慣行施肥に比べ、稲わら堆肥連用では45%、稲わら連用では45%~20%、麦わら連用では20%程度...
要約 砂丘地だいこん栽培において速効性肥料の基肥を条施用することにより施肥窒素の3割減肥が可能となり被覆肥料の基肥同時施用により多雨年でも地下への溶脱軽減が図られる。 背景・ねらい 近年、全国的に施肥...
砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における窒素の全量基肥施用技術
要約 砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における全量基肥栽培用肥料は、窒素成分で化成肥料2割と肥効調節型肥料8割を配合した肥料である。また、適正施肥量は、窒素成分量で19kg/10aである。 背景・ねらい 本県...
要約 ハウストマトにおいて籾殻牛糞堆肥5t/10aと緩効性肥料との併用の場合、緩効性肥料を3割減肥すると無減肥より跡地土壌の無機態窒素含量が少なくなり、かつ、トマトの根重および収量は増加し、品質も問題ない...
要約 ネギの11,12月収穫の作型において、窒素吸収パターンに合った肥効調節型肥料を用いることで、全量基肥施用が可能である。この肥料を用いることにより、窒素成分を慣行に比べて全層施用で20%、条施用で50%...
要約 軽量育苗用土を用いた花壇苗の生育には、被覆肥料と併せて、用土の5%(v/v)のたい肥の混合が有効である。 背景・ねらい 本県では、ガーデニングブームを反映して花壇苗の栽培が増加し、県内始め関西方...
要約 本県で普及している水稲施肥窒素量診断プログラムを改良することにより、家畜ふん堆肥及び土壌由来の窒素供給量を勘案した施肥診断が可能になった。 背景・ねらい 環境に配慮した有機物の施用では、その肥料...
要約 流入施肥器を使用して液状肥料を水口に灌注施用する流入施肥は、少ない灌水量で、大区画水田においても均一に施肥することができる。この方法は、背負い式動力散布機による施肥よりも軽労化が図られる。 背...
茶園の環境負荷軽減のための潅水チューブによる樹冠下液肥施用技術
要約 茶園から溶出される肥料による環境負荷を軽減するため、溶脱量の多い4~7月に、潅水チューブを用いて樹冠下へ液肥を施用することによって、肥料利用効率を高め、品質と収量を維持することができる。 背景・...
要約 粒状や粉状の肥料の散布が可能な施肥機を利用して安全で省力的に「ダゾメット粉粒剤」を散布することが可能である。散布後に2回耕うんを行うことで同剤の有効な殺虫活性があるとされる25mg/L以上の薬量を30c...