要約 「きゅうり中間母本農7号」は、黄化えそ病に対して中程度の抵抗性を有する。黄化えそ病抵抗性には複数の遺伝子が関与し、抵抗性は不完全優性に遺伝する。黄化えそ病抵抗性品種を育成するための素材として利...
メロン黄化えそウイルスが幼苗期に感染したキュウリは約3割減収する
要約 カボチャ台木キュウリはメロン黄化えそウイルス(MYSV)が幼苗期に感染した場合、初期生育が抑制され、収量は収穫初期から3割程度減少するとともに、果実に退緑斑点等を生じ、商品価値が低下する。 キ...
キュウリ黄化えそ病ウイルスのRT-LAMP法を用いた高感度かつ簡易な検出法
要約 RT-LAMP法を用ることで、キュウリ黄化えそ病ウイルス(MYSV)をELISA法及びRT-PCR法より高感度かつ簡易に検出できる。 キーワード キュウリ、黄化えそ病、MYSV、RT-LAMP法、高感度、簡易検出 背景・ねらい ...
露地キュウリ栽培終了期におけるメロン黄化えそウイルス媒介虫の保毒率推移
要約 キュウリ黄化えそ病発生露地栽培圃場では、秋口に株元を切断して強制的に枯死させたほうが、 株を自然枯死させるよりも媒介虫(ミナミキイロアザミウマ)の密度およびメロン黄化えそウイルス(MYSV) 保毒率...
要約 露地キュウリにおけるキュウリ黄化病の初期病徴は、葉表が淡く黄化し、葉裏にツヤがなくなる。また、葉脈間を太陽光に透かして観察すると無数の小点を生じる。この症状は他のウイルス病、生理障害にはみられ...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したミカンキイロアザミウマのピーマン圃場における越冬
要約 ピーマン黄化えそ病が発生したピーマン圃場では、ミカンキイロアザミウマがピーマン果実残渣上でトマト黄化えそウイルス(TSWV)を保毒したまま成幼虫態で越冬する。ピーマン果実残渣が腐敗した後、ミカンキ...
要約 施設ピーマンでは、定植時にアセフェート粒剤を処理し、ミカンキイロアザミウマの密度急増期にスピノサド水和剤、クロルフェナピル水和剤、DDVP乳剤などを散布することで、密度を低く抑え、本種が媒介するト...
トマト黄化えそウイルスによるレタス黄化えそ病(仮称)とキクえそ病の発生
要約 富山県内で発生の認められたレタスとキクのウイルス性病害はトマト黄化えそウイルス(TSWV)に起因することが明らかとなった。本ウイルスのレタスでの発生は日本では初めてであることから,本病をレタス...