汎用小型ドローンから陸稲圃場のイネと雑草を高精度で判別できる
要約 オブジェクトベース画像解析は、画素値の類似したピクセルの集合を1つのセグメントとし、セグメント単位で分類する高解像度画像に適した手法である。同手法を用いて、陸稲圃場のドローン空撮画像を解析する...
減化学肥料栽培に活用できる有機質資材の窒素肥効Web計算ツール
要約 Web上で、有機質資材の種別、施用量、施用日、収穫予定日を入力し、日本土壌インベントリーと連動した地図上の地点を選択すると、栽培期間中における資材由来の無機態窒素量の予測値が提示されるツールであ...
家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
要約 電照処理による花芽分化抑制効果の高い品種を用い、生産地域での自然開花期および作型ごとの電照終了からの到花日数の情報に基づき電照処理を行うことで、夏秋小ギクの需要に対応した計画的な切り花生産は可...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
キクタニギクの高温開花遅延において高温感受性が高いのは暗期後半である
要約 キクは高温で開花が遅延することが問題となっている。キクタニギクにおいて高温に対する感受性が高い時間帯は暗期後半である。高温による開花遅延はフロリゲン様遺伝子の発現抑制によるものである。 キーワ...
要約 キクの高温開花遅延は花芽分化よりも花芽発達が遅延することの影響が大きい。高温開花遅延時には葉における花成ホルモン遺伝子の発現が抑制される。高温開花遅延を起こしにくい品種では遺伝子発現抑制の程度...
要約 最新のLED照明を用いた光照射技術により、日本で流通する各種きのこ(シイタケ・マイタケ・エノキタケ・エリンギ・ナメコ・ブナシメジ・バイリング・アラゲキクラゲ)の効果的で省エネな生産法を開発しまし...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
紫外線照射は強い抗菌物質であるスコパロンをカンキツ類に生成させる
要約 カンキツ類に紫外線を照射した場合、クマリン類のスコパロンが葉および果皮に生成する。スコパロンは他のクマリン類と比べても強い抗菌活性を有している。 キーワード カンキツ類、紫外線、ファイトアレキシ...
雑草種子の少ない目土は畦畔造成年のシバ被度の拡大に効果がある
要約 シバ植栽時における雑草種子の少ない購入真砂土の目土利用は圃場真砂土に比べて、2回除草では造成年のシバ被度の拡大は大きく、植被率は小さい一方、雑草の群落高と雑草量は除草日に関わらず小さくなる。 キ...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
要約 愛知県内でセルトレイで育苗中のキクに生育障害が発生したため、原因を調査したところ、Plectosporium tabacinumが病原菌であることが判明し、本病を「キク苗腐敗病」と命名する。 キーワード キク、...
要約 本邦初発生のトマト退緑萎縮ウイロイド(TCDVd)は多くのナス科と一部のキク科植物に無病徴感染し、耐熱性・耐希釈性は極めて高い。また、トマトに感染した本ウイロイドは交配に用いるクロマルハナバチの受粉...
ジベレリンによるキクのLFY相同遺伝子CmFLの発現誘導および花芽分化の促進
要約 花芽分化に低温を必要とする栽培ギク品種は、ジベレリン要求をもつ。そのようなジベレリン要求性品種では、LFY相同遺伝子CmFLの発現誘導にジベレリンを必要とする。 キーワード キク、花成、...
要約 高温により引き起こされるレタスの茎伸長には、茎中の内生ジベレリンの増加が関与しており、これは特定のジベレリン代謝酵素遺伝子LsGA3ox1の発現上昇による。 キーワード 高温、レタス、茎伸長、ジ...
九州沖縄地域のキク圃場にはクマモトネグサレセンチュウが優占する
要約 九州沖縄地域のキク圃場には3種のネグサレセンチュウが広く分布し、そのうちクマモトネグサレセンチュウの検出頻度が最も高い。また、ネグサレセンチュウ発生圃場の1/3以上において2種以上が混発している。 ...
要約 年2作体系の輪ギク専作農家が、年3作の大規模経営に発展するためには、年3作に切り替えて徐々に規模拡大していく方法と、空きハウスを集積して面積拡大をはかり、その後に年3作を導入していく2通りの方...
遠赤色発光ダイオードによるトルコギキョウ促成栽培における開花促進効果
要約 長日処理の光源として、遠赤色発光ダイオードの遠赤色単色光をトルコギキョウに照射すると、白熱電球の照射に比べ開花が促進される。照射時間は長いほど、照射開始時期は早いほど、照射終了時期は遅いほど、...