Fusarium solaniによるトルコギキョウ立枯病抵抗性の水耕装置を用いた検定法
要約 Fusarium solaniによるトルコギキョウ立枯病に対する抵抗性は、水温を26°C前後の発病適温域に維持できる水耕装置に定植した苗に針刺し付傷処理による菌接種を行い、接種後1週間毎に発病程度を5段階に評価し...
マシン油乳剤散布による発病助長を利用したチャ赤焼病強度抵抗性検定法
要約 圃場のチャ樹にマシン油97%乳剤50倍を樹冠面に散布し、その1~2日後に赤焼病細菌を接種して、発病を調査する。マシン油乳剤散布後の接種でも、発病葉数が30枚/m2以下の場合は強度抵抗性である。 ...
要約 「きゅうり中間母本農7号」は、黄化えそ病に対して中程度の抵抗性を有する。黄化えそ病抵抗性には複数の遺伝子が関与し、抵抗性は不完全優性に遺伝する。黄化えそ病抵抗性品種を育成するための素材として利...
要約 うどんこ病高度抵抗性キュウリ系統CS-PMR1および中程度抵抗性品種「山東」の持つうどんこ病抵抗性には、それぞれ7カ所および2カ所のQTLが関与する。低温時に十分な抵抗性を発揮するためにはこれら9カ所のう...
要約 マツ材線虫病の被害が広がっている中国にて、被害の程度が最も深刻な在来樹種のバビショウ(Pinus massoniana) に対し、中国安徽省とのマツノザンセンチュウ抵抗性育種の共同研究により、我が国以外...
リンゴの根頭がんしゅ病抵抗性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカー
要約 ミツバカイドウ「サナシ63」の第2連鎖群に位置する根頭がんしゅ病抵抗性遺伝子に強く連鎖するDNAマーカーを用いることで、リンゴ台木育種において根頭がんしゅ病抵抗性のマーカー選抜が可能である。 キーワ...
要約
「しずく媛」は「松山三井」よりカルス培養を利用して変異個体を作出し、その後代から選抜した酒米品種である。本県の奨励品種である「松山三井」に比べて、成熟期は2日早い晩生種...
SPFMV-SCP組換えサツマイモは複数のSPFMV系統の複合感染に抵抗性を示す
要約 サツマイモ帯状粗皮病の野外罹病株には、複数のSPFMV系統が感染している。これらを接種源とした接ぎ木接種後もSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモは抵抗性を示し、萌芽4代目においてもウイルスの増殖は抑制さ...
リンゴ台木における根頭がんしゅ病の抵抗性検定法確立と育種素材評価
要約 根頭がんしゅ病菌液を付傷接種し、がんしゅ形成率を評価することで根頭がんしゅ病の抵抗性検定ができる。リンゴ台木の抵抗性を評価したところ、ミツバカイドウには抵抗性もしくは中位抵抗性を示す系統があ...
要約 帯状粗皮病ウイルスの媒介昆虫であるモモアカアブラムシを用いて、本病害の野外における伝搬を再現した虫媒接種検定法を確立した。虫媒接種においてもSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモはSPFMVに対して抵抗性...
要約
要約 香川県の地酒用酒米品種として「さぬきよいまい」を育成した。「さぬきよいまい」は本県の奨励品種である「オオセト」に比べて、成熟期が12日程度遅く、多収で千粒重が重く、タンパク質含有率が低く、酒造適...
Aphanomyces cochlioides遊走子接種によるテンサイ苗立枯病抵抗性検定手法
要約
要約 試験管に播種し人工気象室内で4週間育生した植物体に、菌体ディスクを湛水条件下で接種することにより、テンサイ品種・系統の黒根病抵抗性検定が9週間で、簡便に、省スペースで、周年実施できる。 キーワー...
要約 トマト黄化葉巻病の抵抗性検定法は、キャベツで増殖したシルバーリーフコナジラミをTYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化後に、セル苗を7日間入れて接種し、接種後にLAMP法の検定と病徴観察を行...
要約 極早生水稲品種「南国そだち」を育成し、奨励品種として採用した。「南国そだち」は「とさぴか」、「ナツヒカリ」の中間熟期で、「とさぴか」より耐冷性が優れ多収で、アミロース含有率が低く良食味である。...
水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギに対する有効な除草剤
要約 水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギの防除には、初期剤、一発処理剤ともにピラゾレート、ペントキサゾン含有剤など数種除草剤が有効である。フェントラザミド含有剤は、コナギの葉齢が1葉期程度であ...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の感染性クローンを利用した接種法
要約 トマトの抵抗性検定などで利用可能な容易かつ確実な接種法として、トマト黄化葉巻ウイルスの感染性クローンを用いた接種法を開発した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、感染性クローン 背景・ねらい ...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発した。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高い。本手法は、播種後120日で抵抗性の検定...