新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
要約 麦圃場で問題となるイネ科の越年型雑草と圃場周縁部に生育して問題となる外来牧草由来の草種は,幼植物から生育期にかけての葉耳,葉舌といった葉節部の形態によって識別できる。 背景・ねらい 関東・東海地域...
要約 アワの主要な種子貯蔵タンパク質であるプロラミンの遺伝様式を明らかにするとともに、遺伝的多様性を解析した。プロラミン対立遺伝子を指標とすると、中国、朝鮮半島および日本を含む東アジアがアワの多様性...
要約 ソバ,タカキビは強い抗酸化活性を有している。特に,ソバ葉,殻はルチンも多く含まれ,機能性に優れた食品素材である。ソバ葉は粉末化,ソバ殻はエタノ-ル抽出により食品に利用可能である。これらを用い...
エンドファイトに感染した暖地型イネ科牧野草の害虫に対する摂食阻害作用
要約 石垣島において、暖地型イネ科植物15草種においてエンドファイトの1種 Ephelis sp.の感染が確認された。これらの草種のうちパンゴラグラスにおいては、アワヨトウ幼虫およびマダラバッタ成虫が感染葉よりも...