寒地向け多収・低アミロース米水稲新品種候補系統「北海324号」
要約 「北海324号」は北海道での出穂期が"やや早"に属し、Wx1-1とqAC9.3の2つの低アミロース遺伝子を持つアミロース含有率が約10%の系統である。炊飯米は粘りが強く良食味であり、玄米ご飯やい...
加工用途に適する寒地向け高アミロース米新品種候補系統「北海315号」
要約 「北海315号」は北海道での出穂期が“中生の早”に属する高アミロース系統である。米粉を利用したライスパスタ、クッキーなどの加工適性に優れ、加工用途の原料として有望である。 キーワード イ...
コムギ縞萎縮病抵抗性で、ブレンド適性に優れる超強力秋まき小麦「北海261号」
要約 「北海261号」はコムギ縞萎縮病抵抗性に優れる超強力秋まき小麦である。「ホクシン」等の中力小麦とブレンドすることにより、優れた製パン適性を示す。 キーワード 秋まき小麦、コムギ縞萎縮病抵抗性、超強...
背景・ねらい
ババガレイは、主に関東以北で煮付けや唐揚げなどで賞味されており、特に東北地方では「なめたがれい」と呼ばれ、年越しや正月の料理用として珍重されている。
釧路地域での漁獲量は1970...
栽培特性の優れる暖地向き香り糯新品種候補系統「南海糯163号」
要約 「南海糯163号」は、香り糯在来種より短稈で耐倒伏性が強く、栽培しやすい糯種の香り米である。玄米の香りは「ちほのかおり」より強く、香りの強い搗き餅ができる。粳米に5~10%程度混米することにより、香...
要約 シロサポテ品種「クシオ」の果実は、肥大停止後も果肉糖度および乾物重割合が上昇する。渋み成分であるポリフェノールの含量は、果実成熟後期も緩やかに減少する。収穫適期は受粉後200日以降である。 背景...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
要約 東・東南アジアでは,人口増加と急激な経済成長に伴う肉消費の拡大により,食料生産・消費に起因する環境への窒素負荷が急増し,中国東部で深刻な水質の悪化が予測される。 背景・ねらい 東・東南アジアでは...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
要約 大果系パプリカの多収のための植え付け株数は、10アール当たり3,700株程度とし、主枝2本仕立てで垂直に誘引し、着果開始節は主枝2節とする。主枝着果を基本とし、主枝に着果しない節はその側枝の第1節に着果...
要約 葉柄専用サツマイモのほふく茎を各節直下で葉も切断し、培養土に挿す(一芽挿し)と、25日前後で定植用の苗が少面積で大量に生産できる。苗養成時には、15℃以上の平均気温条件が必要であり、培養土は水田土...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
要約 20~30歳代の女性を対象としたソバ商品開発には、ゆで方の簡単な麺、おいしさを重視した加工品等が有効である。また、ソバ消費拡大には、機能性成分の具体的なアピール、ソバに合ったおかずや新しい調理法の...
要約 20~30歳代の女性を対象としたソバ商品開発には、ゆで方の簡単な麺、おいしさを重視した加工品等が有効である。また、ソバ消費拡大には、機能性成分の具体的なアピール、ソバに合ったおかずや新しい調理法の...
要約 「中部糯91号」は「ハクトモチ」に比べて成熟期が7日から9日早い早生種である。短稈で、穂数は多く、耐倒伏性に優れ、穂いもちに強い。収量性はやや優れる。もちの食味は同程度に優れ、特にもち加工適性に優...
要約 ギョウジャニンニク入りのパンを製造するためには、一次発酵と2次発酵の間の寝かせ時間を40分間とることが必要である。ギョウジャニンニク粉末の配合割合は小麦粉に対し1%が良好である。 背景・ねらい 中...
積雪中山間地域のユリ切花経営におけるウルイ促成栽培を導入した周年型複合経営
要約 積雪中山間地域のユリ切花経営に山菜のウルイ促成栽培を導入することによって、冬期間の労働力の有効活用及び農業所得の拡大が可能となり、周年型複合経営が確立できる。 背景・ねらい 積雪中山間地域のユリ...
要約 シュンギクの小売り段階の品質を収穫直後のものと比較すると、包装の有無に関わらず、葉緑素含量はほとんど変化しないが、カロテン及び総ビタミンC含量は著しく低下している。その原因は温度管理の不備にあ...