キチン分解好熱嫌気性細菌Capillibacterium thermochitinicolaの発見
要約 石垣島の堆肥から分離した新属新種のCapillibacterium thermochitinicolaは、結晶性キチンを分解できることが確認された、はじめてのキチン分解好熱嫌気性細菌である。キチンを含むエビ殻やカニ殻等の食品加...
要約 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異品種であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ」...
要約 緑色蛍光シルクを作る遺伝子組換えカイコについて、第一種使用規程の承認を得て、遺伝子組換えカイコとして世界で初めて養蚕農家での実用的な飼育を可能にすることにより、新たな価値を有する蚕業創出に先鞭...
要約 チモシーの高重合度フルクタン代謝には、フルクタン合成酵素遺伝子であるPpFT1およびPpFT2、フルクタン分解酵素遺伝子であるPpFEH1が関与する。PpFT1およびPpFT2
要約 現地の諸条件に応じ、路網・機械・作業システムが一体となった改良型の伐出システムの試験を3箇所の間伐林分において実施した結果、生産性は各箇所とも目標とした10m3/人日を達成し、作業日報に...
サツマイモ焼酎製造工程で生成するカフェ酸エチル等廃液中の機能性成分
要約 サツマイモ由来の焼酎廃液(常圧蒸留)には雑草発芽阻害活性をはじめ様々な機能性を持つカフェ酸エチルと2-フランカルボン酸が含まれ、各々発酵過程(二次仕込み)およびもろみの蒸留で生成する。 キーワード サ...
要約 特定防除資材として指定が留保されている木竹酢液の安全性を確認するために、市販木竹酢液に含まれるホルムアルデヒド含有量の実態を網羅的に調べました。 背景・ねらい 平成15年に農薬取締法の改正が行われ...
要約 ハリナシミツバチ類の産する蜂蜜は、ミツバチ類の蜂蜜とは作用機構の異なる強い抗菌性、および黄色ブドウ球菌などに対する広い抗菌スペクトラムを有し、有用健康食品として有望である。 キーワード ハリナシ...
要約 道産品(ブロッコリー、ネギ、タマネギ)の外観品質は優れており、価格は輸入品より高い。しかし、内部成分に道産品の産地間差が見られたこともあり、今後この要因を解析し、品質向上につなげる必要がある。 ...
要約 食品の温度管理のための安全・安価な微生物センサーを開発した。センサー自体は、 パン酵母と糖(ブドウ糖)などからなる溶液をフィルムに密封した単純なものであ る。温度管理不備により配送中の温度が上昇す...
フルクタン合成酵素遺伝子の導入によるペレニアルライグラスの耐凍性の強化
要約 コムギのフルクタン合成酵素遺伝子の導入により、ペレニアルライグラスのフルクタンの蓄積量が増大し、耐凍性が強化される。 キーワード フルクタン合成酵素遺伝子、ペレニアルライグラス、耐凍性、形質転換...
要約 製茶機械を利用して製造したメグスリノキ葉茶は乾燥処理後、フライパン等による短時間の2次乾燥処理をすると香味が向上する。また、ゲラニインは冷水浸出より熱湯浸出の方が溶出率が高くなる。 キーワード ...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
要約 酒米のとう精過程で生じるぬかはデンプン粒が損傷しており、加工利用が難しい。このぬかの有効利活用として、中ぬかは食感が良好で消費者に好評なクッキーへの利用が可能である。 キーワード 酒米、ぬか、中...
要約 〔要約〕キク科の根菜ヤーコン‘サラダオトメ’は、北海道等の寒地・寒冷地では安定して多収で、塊根の裂開が少なく外観の品質が優れ、塊根の貯蔵性が優れている。 キーワード ヤーコン、‘サラダオトメ’、品質...
要約 キク科の根菜ヤーコン‘サラダオトメ’は、北海道等の寒地・寒冷地では安定して多収で、塊根の裂開が少なく外観の品質が優れ、塊根の貯蔵性が優れている。 背景・ねらい
ヤーコンは、多量のフラクトオリゴ...
要約 ソバ,タカキビは強い抗酸化活性を有している。特に,ソバ葉,殻はルチンも多く含まれ,機能性に優れた食品素材である。ソバ葉は粉末化,ソバ殻はエタノ-ル抽出により食品に利用可能である。これらを用い...
要約 イチジク「蓬莱柿」の果実は、収穫後の保冷温度が摂氏15度以上の場合は硬度が急速に低下するとともにペクチン分解酵素の活性が急速に高まり、食物繊維成分の中で不溶性ペクチン質含量が減少する。保冷温度が...
要約 ブルーベリー新品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成した品種で、「おおつぶ星」は中生種、「あまつぶ星」は中晩生種である。両品種ともに果実は大きく...
要約 紫黒米は、機能性物質として注目されているアントシアニン系色素を多く含み、地域特産品の原料作物として有望である。栽培適性を改善し、効率的色素生産が可能な「赤名系紫黒米3号」を育成した。 背景・ね...