要約 アレロパシーを有すると考えられるマメ科外来植物のコメツブツメクサをシバ型草地の造成期および維持管理期に導入すると、春~初夏に繁茂し、広葉草本の発生を抑えることができる。 背景・ねらい 低投入で持...
要約 北海道石狩・空知管内における長期積雪(根雪)の日数、長期積雪の初日、長期積雪の終日の平均、再現期間値を求めるとともに、約1km2を単位とするメッシュ気候図を開発した。 背景・ねらい 寒地の北海道では、...
要約 ノシバ単独草地での放牧可能期間は4月~10月であり、この期間外を補完する寒地型草種の導入により冬期牧養力の向上が図られ、放牧期間の延長が可能となる。 背景・ねらい ノシバ単独草地での放牧可能期間...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
越夏性等に優れる放牧・採草兼用向け多収ペレニアルライグラス「ヤツカゼ」
要約 ペレニアルライグラス「ヤツカゼ」(旧系統名「八ヶ岳T-19号」)は越夏性に優れ、収量性はヤツボクより高い。冠さび病・葉腐病抵抗性、耐雪性にも優れ、採種性は高い。本州以南の高冷地、準高冷地の主として...
中山間傾斜地水田畦畔に適するペレニアルライグラスとセンチピ―ドグラスの導入技術
要約 雑草の多い畦畔及び造成後の畦畔におけるイネ科で寒地型のペレニアルライグラスの秋播種による導入と造成後の畦畔におけるイネ科で暖地型のセンチピ―ドグラスの春播種による導入は、畦畔の草刈り回数が1~2...
要約 ノシバは5月以降10月まで高い生産量を維持するが、寒地型短草種は5月以降の生産量は低下する。これらを組み合わせると、夏期生産量の落ち込みが少なく高い生産量を維持し、春から秋にかけた牧養力が安定す...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の乾田粉衣土中条播鎮圧早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保...
要約 イタリアンライグラス品種の粗蛋白質含量は、出穂期の晩生化よりも収量性の向上によって低下する。粗蛋白質含量は、茎数型の方が茎重型よりも高い。 背景・ねらい イタリアンライグラスは寒地型牧草の中では...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の水稲乾田播種早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保され、安...
要約 「アサカノナタネ」の播種晩限は10月下旬で、a当たり播種量が50g、窒素施用量が基肥0.8kg、越冬前追肥0.2kg、抽苔期追肥0.2kgで標準播種期並の子実重が得られる。 背景・ねらい 大豆の後作になたねを導入す...
阿蘇中標高地におけるロールベール乾草及びラップサイレージの高位生産体系の実証
要約 阿蘇高原・中標高地の標高500mの採草地4haにおいて、イタリアンライグラスとライ麦の混播及び自生のイヌビエの利用により年間乾物収量約14~20t/haを生産するロールベール乾草及びラップサイレージ生産体系...