要約 ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地は草丈10cm未満で放牧を開始し、年1回の施肥をスプリングフラッシュ後に行う管理により、定置放牧でも掃除刈りなしで、安定な植生と育成牛の日増体0.85kg以...
シバ育成品種「朝萌」を用いた低コスト芝生グラウンド造成・管理技術
要約 シバとケンタッキーブルーグラスを組み合わせた造成と月1~2回の芝刈・集草を行い、施肥量・施肥時期に留意することによって、球技等アマチュアの広範な利用に適する芝生グラウンドが低コストで維持できる。...
要約 家畜歩行により牧草生育速度は減少し、土壌流出量は増加する。高強度の家畜歩行では牧草生育速度は、家畜の歩行のない場合の約70%に減少し、降雨流出水中の土壌流出量は約5倍に増加する。 キーワード 永年...
要約 黒毛和種哺乳子牛にローラーミル粉砕トウモロコシを50%含む別飼飼料を給与すると蒸煮圧ぺんトウモロコシ給与に比べ放牧草乾物摂取量が3~19週齢の平均で20%増加する。粉砕トウモロコシの給与適期は放牧草...
北東北地域の公共牧場におけるケンタッキーブルーグラス(Kb)の優占
要約 北東北地域の公共牧場では繁殖牛放牧のKb優占草地が多く、経年化し、窒素施用量が少なく、酸性土壌化している。またKb優占草地の成立要因として長草型草種を抑制する長年の放牧、低施肥条件、低土壌pH及び土...
要約 日乾物生産量を現存量から推定する式を導き、これを組み込んだ簡易なモデルを適用することで、ケンタッキーブルーグラス定置放牧草地の現存量の変化を予測できる。 キーワード 現存量推定、放牧草地、定置放...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性、あるいは開花当日および前日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させる。...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性低下あるいは、開花前日および当日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させ...
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
要約 旭川市内の山地酪農放牧草地の年牧草乾物生産量は、不耕起造成20年経過後も5.5t/haに維持されている。年間を通じて草高を10cm以下に保つ管理により、多種のイネ科牧草とシロクローバが高い植被率で維持され...
相対飼料価を指標としたアルファルファサイレージの成分品質評価
要約 相対飼料価(RFV)は、単播アルファルファのロールベールラップサイレージの品質評価にも準用でき、RFV150前後の粗蛋白質含量(CP)は約20%となる。また、草丈70~80cmで刈取ることでCPの高い高品質サイレー...
要約 シバムギは放牧草地においてケンタッキーブルーグラス及びシロクローバと共存し、高い植被率を維持する。このような放牧草地の牧養力は北東北低・中標高地ではおよそ600CDである。放牧草地におけるシバ...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における家畜生産性
要約 ケンタッキーブルーグラスとシロクローバの混播草地は、草丈10-20cmの定置放牧条件で、ホルスタイン去勢牛(6ヶ月齢、220kg)の日増体量0.86kg、ヘクタール当たり増体量858kgと、チモシーの集約放牧草地には...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、(1)季節生産性が平準であること、(2)WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、草種構成も長期にわたり安定である...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、①季節生産性が平準であること、②WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、種組成も長期にわたり安定であることなど...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における家畜生産性
要約 ケンタッキーブルーグラスとシロクローバの混播草地は、ホルスタイン去勢牛(6ヶ月齢、220kg)による草丈10-20cmの定置放牧条件で、日増体量0.86kg、ヘクタール当たり増体量858kgと、チモシーの集約放牧草地と...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
ケンタッキーブルーグラスにおける効率的なエンブリオジェニックカルス作成法
要約 ケンタッキーブルーグラスにおける高い再分化率をもつ効率的なエンブリオジェニックカルス作成には,修正MS培地に2mg/Lの2,4-Dと0.5mg/Lの6BAを加え,20℃暗条件でカルスを誘導し,遅くとも1ヶ月以内に継代...
要約 高温条件下での半つる性サヤインゲンの結実不良や生育不良さや発生の要因は、葯の形成が不良になるとともに花粉機能の低下に由来する。 背景・ねらい 半つる性サヤインゲンはハウス栽培(無加温半促成、無加...
要約 20年以上に及ぶ放牧草地植生の動態を傾斜区分との関係で解析した結果,草地の優占種はオーチャードグラスからケンタッキーブルーグラスへと変化し,その変化の始まる時期は斜面傾斜角の増加に伴って遅くなる...