要約 土壌くん蒸に使用した臭化メチルの大気への放出割合は,従来の世界の評価は30~85%であったが,精密に測定した結果より28~53%と推定した。この放出割合は,遮光することによりさらに約10%抑制できるこ...
コマツナ萎黄病のリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を用いた防除
要約 コマツナ萎黄病に対して、クロルピクリンテープ剤は十分効果が認められ、また抵抗性品種としてあゆみ、楽天の発病が少なく、土壌へリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を添加すると発病抑制効果が...
背景・ねらい カボチャ立枯病に対して登録されている土壌くん蒸剤は臭化メチル、クロルピクリン(以下クロピクと略)、ダゾメット微粒剤の3剤と少ない。また、圃場における処理方法はいずれの薬剤も全面消毒であ...
要約 拮抗細菌(Pseudomonas putida)AP-1添加パーライトは定植前のトマトほ場に施用することにより、根腐萎凋病に対して高い防除効果を示した。 背景・ねらい 本県では、トマト根腐萎凋病の発生が多く、その防除...
土壌くん蒸剤と接触型殺線虫剤の一貫施用によるジャガイモシストセンチュウそうか病の防除法
要約 暖地二期作バレイショ栽培地帯では,秋作前の土壌くん蒸剤と春作前の接触型殺線虫剤の一貫施用により,ジャガイモシストセンチュウとそうか病の発生を同時に制御できる。 背景・ねらい 暖地二期作バレイショ栽...
施設トマト・キュウリ栽培における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ防除効果
要約 施設トマト、キュウリ栽培において天敵出芽細菌を土壌施用するとサツマイモネコブセンチュウ密度は施用後2年、第4作ごろから無処理区と比較して減少し、収量は増加する。その効果は殺線虫粒剤と体系的に用い...
露地トマト圃場における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ抑制効果
要約 サツマイモネコブセンチュウの発生する露地トマト圃場へ天敵出芽細菌を土壌処理すると,同細菌の密度はトマトの連作とともに増加し,サツマイモネコブセンチュウ生息密度および根こぶの形成が抑制され,生育・...
要約 露地ほ場における夏季の太陽熱土壌消毒は、ハクサイ黄化病の防除に高い効果を示した。また、太陽熱土壌消毒後のDCIP剤かん注処理は防除効果をさらに高める効果がある。 背景・ねらい 本県では、ナス、フキ、...
要約 ダイズシストセンチュウの卵寄生菌[Fusarium oxysporum(H2-09菌株)]を分離した。本菌は、25作物に病原性がなく、PS液体培地で27℃で振とう培養すると3日以降多数の胞子を形成した。本菌の線虫卵に対する寄生...
要約 ダイズシストセンチュウの卵寄生菌〔Fusarium oxysporum (H2-09菌株)〕を分離した。本菌は、25作物に病原性がなく、PS液体培地で27℃で振とう培養すると3日以降多数の胞子を形成した。本菌の線虫卵に対する寄...
だいこん栽培におけるキタネグサレセンチュウの被害予測と対抗植物の利用技術
成果の内容・特徴