普通ソバ難脱粒系統の登熟中およびコンバイン収穫時に発生する子実損失
要約 普通ソバのグリーンフラワー型の難脱粒系統は、収穫遅れや風雨などの脱粒が多発する条件において自然脱粒の抑制やコンバイン収穫の脱穀選別損失の軽減することから子実損失を抑制でき、今後の品種開発に有用...
要約 ソバ新品種候補「九州7号」は春まき品種「春のいぶき」と比較し穂発芽しにくく、春まき適期および10日ほど遅まきの条件においても多収で、容積重が重い。夏まき栽培では、夏まき品種「さちいずみ」と比較し...
国頭マージ土壌における耕耘同時畝立て播種技術によるソバの湿害回避
要約 沖縄本島北部に広く分布する国頭マージ土壌において、アップカットロータリを用いた耕耘同時畝立て播種技術により、ダウンカットロータリを用いた耕耘播種一工程の慣行栽培に比べて土壌の体積含水率は低くな...
要約 春まきソバ「春のいぶき」の出芽および開花までの日数は気温が高いと短くなり、開花からは30日程度で種子黒化率は8割になる。窒素は0.6kg/aを基準とする。収量を重視すると種子黒化率8割が収穫適期になるが...
要約 浅いロータリ耕とチゼル耕を組み合わせた耕うん作業により、大豆の乾・湿害を軽減する有芯部分耕と類似した形状の土壌の硬軟構造を作出できる。作業速度は現状の有芯部分耕に比して50%程度高めることができ...
要約 沖縄においては、「さちいずみ」等のそばを3月播種、5月収穫すると、台風害を回避し、端境期の夏季に食味に優れる新そばを供給できる。極強酸性土壌で既存産地並の収量を得るためには1t/10aの堆肥施用を要す...
多収で難穂発芽性の初の春播き栽培向けそば新品種「春のいぶき」
要約 そば「春のいぶき」は西南暖地の春に播種して初夏に収穫する春播き栽培に適する初めての育成品種である。子実重は「しなの夏そば」より多く、穂発芽は「しなの夏そば」より少ない。食味は良く、前年北海道産...
耕うん同時畝立て播種作業機の汎用利用によるムギ・ソバの湿害軽減技術
要約 ダイズ用に開発した耕うん同時畝立て播種作業機の耕うん爪配列を変更し、平高畝を作りながら同時にムギやソバを播種する作業技術である。一工程で耕うんと同時に畝立て、施肥、播種作業を行い、畝立てによ...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 県内六条皮麦の安定的な生産拡大を図るため、良質・多収である「ミノリムギ」を準奨励品種に採用し、「リクゼンムギ」に代えて普及する。 背景・ねらい 麦類は湿害による生育不良や麦価の低迷による生産意...