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マンゴーで発生する果実障害とホウ砂散布による軽減効果

要約 幼果期に果実内部がしみ様に褐変化し、肥大とともに果実の背部の果柄に近い部位が凹み奇形果になる障害は、開花終期の花穂にホウ砂溶液（0.2%）を散布することで軽減できる。 キーワード マンゴー、果実障害...

リンゴ新品種「秋田紅あかり」の育成

要約 リンゴ新品種「秋田紅あかり」は10月下旬～11月上旬に収穫可能な大玉の晩生種である。鮮紅色の果皮に果点が浮かび上がる特徴的な外観を有し、糖度が比較的高く、冷蔵で翌２月下旬まで貯蔵可能であり、主要な...

カキ果実の花柱痕基部黒変症の発生助長要因と対応策

要約 カキ果実の花柱痕基部黒変症（通称：芯黒果）は、花柱痕基部の癒合不良部位に発生し、同部位にPestalotiopsis属菌が開花期始期～満開５日後頃に感染することによりその程度が助長される。開花期前後にイミノ...

実ウメ品種の果実における果頂部樹脂症の発生要因

要約 ウメの果実の果頂部付近の樹脂症の発生には，果頂部における中果皮細胞の肥大程度が関係しており，細胞肥大の著しい品種ほど発生率が高くなる。 キーワード ウメ、樹脂症果、中果皮細胞径、育種 背景・ねら...

施設「せとか」の生育後期における水管理

要約 「せとか」の施設栽培は充分な潅水を行うと肥大、品質とも良好である。 背景・ねらい カンキツ「せとか」では施設栽培による高品質果実生産が行われているが、栽培技術が確立しておらず、他の施設カンキツに...

落果防止剤による晩生ナシ「王秋」の後期落果防止法

要約 ニホンナシの晩生品種「王秋」は収穫期に落果しやすい特性を持つが、ジクロルプロップ液剤の散布により、後期落果を有効に防止することができる。 キーワード ニホンナシ、「王秋」、後期落果、落果防止剤 ...

ウメ灰色かび病の収穫期における発生

要約 ウメ産地で2000年に広範囲に発生した収穫期の果実障害は、灰色かび病菌の感染によるものであるが、従来の灰色かび病と発病時期、症状が異なる。6月上中旬に低温多雨に経過すると発生する。 キーワード 灰色...