土壌くん蒸効果を向上させ現場ニーズに応えるガスバリアー性フィルム
要約 土壌くん蒸消毒時用いられる作物栽培用の農ポリと同等の性状で、かつ生産現場のニーズに応じたガスバリアー機能を付与した新規フィルムを用いること...
早生多収の飼料用米に適する水稲新品種候補系統「奥羽409号」
要約 「奥羽409号」は、東北地域中部では出穂期が"早生の晩"に属する粳種である。普及予定地において、多収品種「ふくひびき」より粗玄米重が多い。耐倒伏性は"やや強"である。大粒で品質が劣るため、食用品種と...
要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
要約 ニホンナシ「幸水」、「なつしずく」および「豊水」の3品種についてKODA 100μMを処理することにより、自発休眠打破剤として農薬登録されているシアナミドに比べて効果は劣るものの、自発休眠打破の効果が認...
要約 開発したスピードスプレヤーは傾きを変えることによって風向と園外方向への風速を調節できる導風板、大粒径のドリフト低減ノズルの組合せにより、防除効果を落とすことがなく、ドリフトを大幅に低減できる。...
タバココナジラミ幼虫が成虫まで発育できる寄主植物はバイオタイプBとQで異なる
要約 タバココナジラミは様々な植物を寄主とするが、バイオタイプBはインゲン(「ケンタッキー101」、「ナガウズラ」、「モロッコ」、「本金時」)では幼虫が羽化するまでに死亡する。しかし、バイオタイプQはこれ...
要約 農薬散布作業に使用される各種スピードスプレーヤに装着できるノズルである。慣行ノズルと同等の散布作業を行うことができ、実用的な防除効果を確保するとともに、ドリフト(農薬飛散)を慣行ノズルよりも大幅...
要約 市販のドリフト低減ノズルであるDL コーンノズルはドリフトが少なく、強風及びナミハダニの多発条件下を避けることで散布風量600 m3/min条件において実用性がある。 キーワード リンゴ、ドリフト低減ノズル...
要約 10℃未満の低水温浸種によって発芽率が低下する水稲種子でも、浸種直後24時間の水温を10℃以上の適水温に保つことで、その後が5℃程度の低水温となっても発芽率の低下は軽減される。 キーワード 水稲種子、低...
セイヨウナシ「ル レクチエ」の果実外観不良症状の分類と評価用チャートの開発
要約 「ル レクチエ」で問題となっている果実の外観不良症状を分類し、呼称を統一して、典型的な症例と対策をまとめた「果実外観評価チャート」を作成した。 キーワード セイヨウナシ、ル レクチエ、写真、果実、...
エアロビック・ライスの連作による収量漸減現象に非生物的要因が関与する
要約 収量漸減現象が認められるエアロビック・ライス連作圃場からの採取土壌を用いたポット試験において、薬剤や熱処理によって生物的要因を排除してもイネの生育に有意な改善が見られないことから、この現象には...
道南地方で発生した大豆「タマフクラ」の出芽不良原因および当面の対応
要約 大豆「タマフクラ」は発芽が遅く緩慢で、発芽揃いに時間がかかる。そのためクラストのできやすい圃場や多水分条件下での播種を避け、播種深度は4cm以内とする。また種子薬剤処理にあたり、チアメトキサム水...
要約
枝垂れ性・八重咲きで、生食可能な観賞用モモ新品種「ひなのたき」(モモ筑波125号)
要約 モモ新品種候補「ひたのたき」は、枝垂れ性で、花は重弁、桃色で美しい。成熟期は「あかつき」とほぼ同時期で、果実は150g前後、果肉は黄色、糖度はやや低いが酸味が少なく生食可能で、育種素材や観賞用品種...
要約 リンゴ作規模1ha以上層では、マルバ普通栽培体系のもとで労働集約的な管理を実現している。1ha未満層では、基本技術の手抜き化がみられるが、有袋栽培を維持していることから、4月以降の貯蔵リンゴ生産の担...
非有機リン系アブラムシ防除用殺虫剤の利用による茎葉処理除草剤ベンタゾン薬害の軽減
要約 播種時に施用するアブラムシ殺虫剤をエチルチオメトン剤からチアメトキサム剤に替えると、北海道の主要ダイズ品種でもベンタゾン散布による薬害は低下し、かつ高温・強日射等の薬害発生を助長する条件下にお...
要約 カキ果実の花柱痕基部黒変症(通称:芯黒果)は、花柱痕基部の癒合不良部位に発生し、同部位にPestalotiopsis属菌が開花期始期~満開5日後頃に感染することによりその程度が助長される。開花期前後にイミノ...
要約 7月20日以降、開花期までにジャガイモヒゲナガアブラムシの寄生密度が増加した場合、エチルチオメトン粒剤を培土終了後に株元散布すると防除効果が高い。 キーワード 大豆、ジャガイモヒゲナガアブラムシ...
要約 クワシロカイガラムシ防除を乗用型防除機により行う場合、枝幹部への高い付着程度を示す10アール当たりの散布量は、ダニ用ノズルを使用した高樹高園では1000リットル、低樹高園では500リットル、中切り園で...
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシにより伝搬されるダイズわい化病ウイルスSbDV-YS系統の1次感染時期は、5~6月の2か月にほぼ限定される。 キーワード ダイズわい化病、SbDV-YS、ジャガイモヒゲナガアブラ...