要約 コヒメハナカメムシは、ナミハダニを餌として飼育すると発育率が高く、未成熟および成虫ステージのいずれでも高い捕食能力を示す。 キーワード ハナカメムシ類、ナミハダニ、捕食性昆虫天敵 背景・ねらい ...
チャ系統「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性機構とDNAマーカー
要約 「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性は、幼虫生存率の低下や未産卵雌の生体重の低下として現れ、雌成虫の蔵卵数を低下させる。この抵抗性は「さやまかおり」と同じDNAマーカー(e-RAPD:MSRS8E)によ...
要約 我が国が中心となり国際コンソーシアムが推進してきたイネ(品種;日本晴)の3億7千万塩基に及ぶゲノムの塩基配列の解読作業が、2004年12月に終了した。本成果はイネ遺伝子機能の解明を通じたゲノム育種を加...
最終氷期に逃避地として生き残ったスギ天然林は高い遺伝的多様性を保持している
要約 最終氷期(約18000年前)に温暖な地域に逃げ延び現在に至っているスギ天然林をDNAマーカーを用いて調査したところ、氷期後に形成されたスギ天然林よりも高い遺伝的多様性を保持していることが明らかになりま...
要約 マツタケの個体識別法を開発し、マツタケが遺伝的に多様な生物種であることを証明しました。マツタケの個体識別ができることにより、未だ出来ていない人工栽培法の開発に適した菌株の選抜や栽培化試験の事後...
DNA マーカーを用いたダイズシストセンチュウ・レース 1 抵抗性の選抜法
要約 ダイズシストセンチュウ・レース 1 抵抗性に関与する 4 領域のうち rhg1 及び rhg4 座近傍のマーカーを用いることで「下田不知系レース 3 抵抗性×PI84751 由来レース 1 抵抗性」の組合せでマーカー選抜がで...
クワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を識別するアレル特異性の高いe-RAPD
要約 開発したe-RAPDにより、クワシロカイガラムシ抵抗性チャ品種‘さやまかおり’に由来する抵抗性遺伝子MSR-1の有無を識別することができる。当DNAマーカーはアレル特異性が極めて高く、‘さやまかおり’後代の集団...
クワシロカイガラムシ抵抗性のDNAマーカー選抜可能な茶中間母本候補2系統
要約 ‘KM8’および‘KM62’は‘さやまかおり’由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母...
「下田不知」由来のダイズシストセンチュウ抵抗性選抜DNAマーカー
要約 在来種「下田不知」由来のダイズシストセンチュウ抵抗性選抜DNAマーカーとして、連鎖群GのQTL近傍に座乗するSSRマーカーSatt309が有効である。 キーワード ダイズ、DNAマーカー、シストセンチュウ抵抗性、QT...
要約 ハスモンヨトウ抵抗性ダイズ品種「ヒメシラズ」の抵抗性に関連するQTL(量的形質遺伝子座)を連鎖群M上の2箇所に検出した。この遺伝子座近傍のSSR(単純反復配列)マーカーを用いることでハスモンヨトウ抵抗性品...
DNA マーカーを用いたダイズシストセンチュウ・レース1 抵抗性の選抜法
要約 ダイズシストセンチュウ・レース1抵抗性に関与する4領域のうちrhg1及びrhg4座近傍のマーカーを用いることで「下田不知系レース3抵抗性×PI84751由来レース1抵抗性」の組合せでマーカー選抜ができる。 キーワ...
要約 ハスモンヨトウ抵抗性ダイズ品種「ヒメシラズ」の抵抗性に関連するQTL(量的形質遺伝子座)を連鎖群M上の2箇所に検出した。この遺伝子座近傍のSSR(単純反復配列)マーカーを用いることでハスモンヨトウ抵抗性品...
要約 キサンチン脱水素酵素(XDH)活性欠損のために幼虫皮膚が透明になるog突然変異遺伝子が、XDH活性に必要なモリブデン補酵素合成に関わる遺伝子であることを、連鎖解析や突然変異体での遺伝子構造解析で明らか...
要約 ミスズダイズと秣食豆公503を両親とするF2集団190個体から作製したダイズ分子連鎖地図は、RFLPマーカー412(cDNAマーカー223、ゲノムDNAマーカー189)、SSRマーカー106、AFLPマーカー218、RAPDマーカー1、形...
ブタ背脂肪厚に関与する遺伝子の存在領域を第7染色体動原体付近に限定した
要約 ミニブタと梅山豚の組み合わせによる3世代256頭からなる実験家系について74マーカーを用いて遺伝子型判定を行い、このうち信頼性が高く十分な情報量を持つ34マーカーを用いて183.5cMにわたる正確な連鎖地図...