要約 ウスチャコガネ(Phyllopertha diversa)雌成虫の性フェロモンを同定し、化学構造を解析した。その物質は哺乳類に対して消炎・鎮痛作用を示すアルカロイド化合物であった。またフェロモントラップを用いた野...
要約 性フェロモントラップに誘引されたコナガ雄成虫数とマ-キング法によって推定された成虫密度との間には正の相関が認められ,トラップあたり誘引数の約15倍の雄成虫が生息しているものと推定された。野生虫の...
要約 性フェロモントラップにおけるアメリカシロヒトリ成虫の50%誘殺日を起点として、次世代幼虫の平均齢期が3齢になる日は、平均気温10℃以上の有効積算温度が300日度に達した日となると推定される。このことによ...
要約 従来「チャノコカクモンハマキ」として同一種に属すると考えられてきた静岡及び沖縄のハマキガ個体群は、それぞれ異なる性フェロモンを持つことが明らかになり、このことから沖縄個体群はチャノコカクモンハ...
性フェロモントラップを利用したモモハモグリガの発生時期の予察法
要約 モモハモグリガの性フェロモントラップでの誘殺消長と日別の最高・最低気温を用いて、発生時期および防除適期を予察する方法を開発した。福島県メッシュ気温推定システムを利用することにより、県内主産地の...
要約 蚕飼育期間中の桑園に合成性フェロモンを誘引源にしたトンネル型の水盤式トラップを設置すれば,アメリカシロヒトリ成虫とクワノメイガ成虫の発生消長を的確に把握でき,防除適期の判定が可能である。 背景・...
要約 従来「チャノコカクモンハマキ」として同一種に属すると考えられてきた静岡及び沖縄のハマキガ個体群は,それぞれ異なる性フェロモンを持つことが明らかになり,このことから沖縄個体群はチャノコカクモンハ...
要約 ミダレカクモンハマキの密度を性フェロモン剤を利用した交信攪乱法により低減させることができる。交信攪乱剤ハマキコンを10a当たり150~200本を成虫の活動期前に設置する。 背景・ねらい ミダレカクモンハ...
要約 クワやイチジクの害虫であるキボシカミキリの雌成虫の体の表面には、雄成虫が触れることによって受容される性フェロモンが存在する。このコンタクトフェロモンの化学成分を抽出し、活性を有する主成分の化学...
背景・ねらい 本課題では主として、竹林に生息する昆虫類に関する生態的研究及び竹材害虫の防除法の検討を行った。ここでは後者の一例として、幼虫が竹材に穿孔するベニカミキリ(写真)、Purpuricenus temmi...
要約 初夏どりキャベツにおいて、性フェロモントラップへの誘殺数からコナガ防除開始時期を現地で簡便に予測する方法を確立した。 背景・ねらい コナガは合成ビレスロイド剤が急激に効力低下したように薬剤抵抗性...