要約 牛白血病ウイルスの感受性が高い羊に、凍結融解処理した牛白血病陽性牛の初乳から分離した白血球を接種しても、感染が成立しない。牛白血病ウイルス伝播防止対策の一つとして凍結融解した初乳の使用が有効で...
要約 黒毛和種繁殖牛では暑熱期に鈍性発情の発生が増加する。また乗駕許容牛と比較すると鈍性発情牛では黄体退行開始後1日目の黄体ホルモンが高い。このことから、緩慢な黄体退行は鈍性発情の原因となる。 キーワ...
要約 弱溶血性を示す豚由来Brachyspira属菌は、菌種の同定が困難なため腸管感染症への関与の実態は不明である。生化学性状試験による迅速同定法とPCR-RFLP解析または菌種特異PCRを併用することで、菌種の正確か...
「牛異常産3種混合不活化ワクチン」接種推進のためのプログラム
要約 牛異常産3種混合不活化ワクチンの接種について、従来の毎春(吸血昆虫が発生する以前)接種に代わり、成牛においては2年以上連続接種、育成牛では年3回接種することで、以降季節に関係なく年1回または...
要約 チカラシバの開花は10月初旬に始まり、4週間後には花穂に付く全ての種子が完熟する。放牧牛に付着するチカラシバの種子数は、開花から4週目に最大となり、種子の付着は胸部や腹部で最も多くみられる。 キー...
要約 ススキやクズが繁茂する耕作放棄地では、イノシシの掘削痕が多数みられるが、牛の放牧開始により、主要構成植物である両種は急速に衰退し、イノシシによる新たな掘削痕も認められなくなる。 キーワード イノ...
要約 ススキやクズが繁茂する耕作放棄地では、イノシシの掘削痕が多数みられるが、牛の放牧開始により、主要構成植物である両種は急速に衰退し、イノシシによる新たな掘削痕も認められなくなる。 キーワード イノ...
日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株の動物に対する病原性
要約 口蹄疫ウイルス日本分離株(O/JPN/2000)を種々の偶蹄類動物に接種し、その病原性や水平伝播あるいは接触感染の有無について検討した。本株は豚に典型的な症状を示し、接触感染も起こしたが、反芻動物に対し...
要約 チカラシバに侵入された荒廃草地に、放牧牛を3.4頭程度(成牛換算)/haの強放牧で、春から秋まで連続放牧することにより、3~5年で、チカラシバをほぼ完全に防除できる。この間に、シバの被度が拡大し...
中国中山間地域の肉牛繁殖・稲作複合営農における里地放牧導入の経営的効果
要約 視覚的誘引効果だけでアブを誘引し炭酸ガスを使用しないボックストラップを適切に配置するための簡易な設置場所選定基準を作成した。この基準に基づいてトラップを設置することにより、多数のアブを捕殺でき...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地とのシバ移植当年からのべ200頭・...
要約 ワラビ優占草地をシバ草地化するには、除草剤散布やシバ移植1年目の頻繁な刈払いによりワラビを抑圧し、広葉樹林地にシバを導入するには、強間伐後にシバを移植し、両草地ともシバ移植当年からのべ200頭・...
肥育豚由来Mycoplasma hyorhinis及びM. hyosynoviaeの薬剤感受性動態
要約 肥育豚由来Mycoplasma hyorhinis及びM. hyosynoviaeの薬剤感受性試験を実施し,有効薬剤に対する耐性株の存在を明らかにするとともに,これらの株の耐性性状を調べた。 要約(英語) Japanese strains of My...
農業機械銀行方式による担い手の育成と地域的な農地利用体制の形成
要約 現在の地域農業の組織化問題は、(1)受委託の属人的な関係からの組織化と農地の地域的な合理的な利用による(2)属地的な関係からの組織化が求められており、さらにその再調整によって、新たな地域農業生産構造...