3種のアミノ酸を強化した飼料の給与が暑熱環境下の肥育豚の血しょう遊離アミノ酸濃度に及ぼす影響
要約 リジンを要求量の2倍にした飼料を暑熱環境下の肥育豚に給与すると、血しょう中遊離リジン濃度は有意に上昇するが、トレオニンおよびメチオニン濃度は低下する。これら3種のアミノ酸を要求量の2倍給与すると...
背景・ねらい
養魚用飼料に含まれる栄養成分含量を最適化することは,生産性の向上によるコスト低下のみならず,環境への汚濁負荷を軽減する上でも重要である。養魚用飼料の主原料である魚粉の価格高騰と供...
ニシキゴイの稚魚生産における自発摂餌給餌システムを用いた網生簀養殖
背景・ねらい
ニシキゴイ養殖において、限られた水面を用い、高密度・高成長・高品質を担保する飼育方法を開発することは、群馬県においても地域産業として発展する要素がある。また、コイヘルペスウイル...
エキスパンダー加工飼料の配合による採卵鶏の排せつふん量低減化
要約 エキスパンダー加工飼料を5%、10%および15%採卵鶏用配合飼料に配合したものを採卵鶏に給与すると消化吸収が改善され、10%飼料配合は、鶏卵の生産性に及ぼす影響もなく、排せつふん量が生ふんで約10%、...
要約 但馬牛去勢牛における30か月齢から34か月齢までの肥育期間の延長は、飼料効率を低下させるが、枝肉脂肪のモノ不飽和脂肪酸割合(MUFA)を増加させ、その影響は皮下及び筋間脂肪に比べて筋内及び腎臓脂肪で大...
要約 資源循環型社会の確立を目指して、梅酒工場から排出される漬け梅を、肉用牛の飼料へリサイクルして大阪ウメビーフを開発した。給与牛は、増体量が大きく肉質も高い評価を得、生産農家、消費者の関心も高く、...
要約 低コスト飼養を目指すため、生後6か月齢から18ヶ月間の若齢肥育を行うと、生後10カ月齢から開始する慣行法よりも一日当たり増体量、増体重、飼料効率、肉質等が良好であり、低コスト生産が可能である。 キー...
要約 肥育牛の配合飼料にアマニ油由来の脂肪酸カルシウムを4%添加することにより、メタン発生量を乾物摂取量あたりで3~5%、増体あたりで14%程度削減することができる。また、増体、枝肉歩留、ロース中脂...
要約 乳酸菌資材の飼料添加により粗蛋白質の蓄積率が向上し、鶏ふん中の窒素含有率が低減することから、鶏1羽当たりの窒素排泄量は約10%少なくなる。さらに、鶏ふんからのアンモニアの発生が減り、臭気が抑制さ...
要約 飼養環境の違いがSPF由来豚の豚肉品質に及ぼす影響を調査したところ、SPF環境で飼育された豚は一般環境で飼育された豚に比べ発育が早く、その肉は官能的に軟らかいことが明らかとなった。 背景・ねら...
要約 産卵鶏飼料のカルシウム含量を高めると摂取量が減少するが、摂取選択性のある粒状石灰石を利用することにより、添加水準4~5%程度で産卵量を減少させずに飼料効率を高めることができる。 背景・ねらい 産卵...
要約 中山間地域の活性化を図るため、日本短角種放牧期間中の空き牛舎とほうれん草栽培後の雨よけハウスで高品質肉用鶏「南部かしわ」を飼育して発育、飼料効率及び生産費を検討した結果、有望な複合経営品目とし...