要約 これまでに開発したマダコ浮遊幼生の飼育技術や給餌技術に加えて、新たに稚ダコの共食いを防ぐ飼育システムを開発し、陸上施設で稚ダコから約4 割の個体を出荷サイズまで育てることに成功しました。 背景・...
要約 ・ニホンウナギの仔魚期間の長さが遺伝することを実験的に明らかにしました。
・このことは選抜育種により仔魚期間を短縮した品種作出が可能であることを示し...
要約 クヌギ林放牧による原木椎茸と肉牛生産で構成される林畜複合経営は、経営資源の家族労働力と繁殖牛、里山の汎用利用が行われ、単一経営と比べて各部門の作業労働や経費が低減されるため収益性が高く、生産物...
搾乳ロボットと飼料生産等の外部化による酪農収益性向上の可能性と条件
要約 ロボット等による搾乳および飼養管理の省力化と飼料生産等の外部化等により、夫婦1世代で経産牛約120頭の飼養と収益性の高い酪農が可能となる。ただし、高泌乳牛飼養となるため収益確保にはICT等を活用した...
周年親子放牧により子牛生産コストを半減する繁殖経営の生産管理と経営対応
要約 労働時間の7割低減と生産コスト半減を実現する肉用牛繁殖経営の要点は、放牧用地の団地化と定置方式による周年親子放牧、1日2回の集畜と個体管理、高い牧養力を維持する草地管理、コントラクターとの連携に...
要約 生物資源モニタリングの活用により放牧地・放牧牛を適切に評価・判断することを通して、広域地域間の連携による繁殖和牛の周年放牧ができ、環境負荷軽減、更なる低コスト飼養、耕作放棄地の積極的活用を図る...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
耕作放棄地等の放牧活用を支援する省力的家畜飲水供給技術マニュアル
要約 耕作放棄地放牧等において、直流ポンプなどを用いた飲水供給技術を導入することにより、水源は確保できるが家畜の飲水供給を人力などに頼らざるを得ない放牧現場での自動・省力的な飲水供給が可能となる。 ...
要約 放牧条件下において胚移植により日本短角種から生まれ、親子放牧する黒毛和種子牛は、日本短角種母牛の泌乳能力が優れることにより、哺育期における体重増加ならび体型の発育・発達が加速する。 キーワード ...
アップウエリング装置を利用したアサリ稚貝飼育における淡水洗浄効果の検証
要約 アップウエリング装置を用いた自然海水の掛流しによるアサリ稚貝の飼育試験を行った。装置内の堆積物と付着物を除去するための洗浄方法について調査し、アップウエリング装置に水道水を掛けて洗浄する方法は...
要約 水温、水面照度、日長条件、餌料サイズおよび密度等について適正な環境条件下でクエ種苗生産初期飼育の実証試験を行った結果、10日齢までの初期生残状況が約80%となり、クエの種苗生産初期飼育技技術を確立...
自然海水を利用したアップウエリングシステムによるアサリ稚貝の飼育技術
要約 アサリ稚貝を低コストで省力的に生産するために、アップウエリング容器を用いた自然海水の掛流しによる飼育試験を行った。その結果、容器内の海水の交換数を30回/時以上に設定することで、100μm/日以上の成...
豚丹毒および豚マイコプラズマ肺炎を一度に予防できる経口ワクチン技術の開発
要約 国内で使用されている豚丹毒生ワクチン株に豚マイコプラズマ肺炎病原体の遺伝子を導入し発現させることで、豚丹毒と豚マイコプラズマ肺炎の両方に効果のある経口投与型ワクチンとなる。 キーワード 経口ワク...
要約 エビの育成に必要な生物学的な基礎的知見を背景として、システム工学の知見を融合させ飼育試験を行い、徹底したコスト意識で実験から実証段階までの一貫した生産開発をする(2008年9月より)。同プラントは...
エキスパンド処理とフィターゼを添加した飼料による豚のふん量とリン排せつ量の低減
要約 配合飼料をエキスパンド処理して30%混合し、肥育豚に給与すると消化率が向上してふんは約18%低減できる。さらにこの飼料にフィターゼを添加した飼料を肥育豚に給与すると、ふんへのリン排せつ量は25%低...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
要約 搾乳ユニット自動搬送装置が自動収集する乳量データに連動して給餌量を算定し、乳牛を電子個体識別して給餌するとともに、収集データを自動的に統合管理する繋ぎ飼い牛舎用の飼養管理システム。牛舎イメー...
背景・ねらい
環境保全の観点から水産増養殖分野における閉鎖系循環飼育が注目され,その効果として廃水を軽減できることや水質変動の軽減による初期減耗防除等の長所が考えられる。現在の閉鎖系循環飼育シ...
要約
背景・ねらい
エゾバフンウニの人工種苗生産技術は既に確立しているが、浮遊幼生の飼育技術及び5mmサイズの稚ウニの成長を促進する技術改良を行い、種苗生産の更なる効率化とコスト削減を目指す。