要約 交雑種肉用牛の雌に黒毛和種胚を移植し、分娩後に肥育する。通常肥育と比較して、ロース芯面積の減少、脂肪交雑の低下が見られるが、肥育期間の延長により枝肉重量は同等となる。経済的には一産取り肥育にメ...
要約 中山間地に偏在する繁殖和牛の高品質・安定生産に資することを目的に簡易採卵装置を開発した。本技術は、低コストで従来法と変わらない回収率を示し、受精卵回収から検卵まで短時間で終了する野外で有効な採...
要約 家畜市場に出荷された県内産子牛の出荷体重を用いた直接的遺伝効果の遺伝率は0.29で、母性遺伝効果の遺伝率は0.22で、遺伝相関は-0.29でる。 キーワード 肉用牛、黒毛和種、繁殖雌牛、母性遺伝効果、育種価 ...
要約 黒毛和種雄子牛を人工哺乳する際に、段階的に哺乳量を増加させることで、自然哺乳産子(5か月間哺乳)と同等の発育を得ることができる。また、離乳前に哺乳量を減らすことで、養分摂取を液状飼料から固形飼...
要約 全兄弟検定を組み込んだ検定システムを用いて黒毛和種種雄牛「深晴波」を作出した。気高系の「賢深」を父に、藤良系の「ほうせい」を母とする血統で、発育性は全国平均と同水準だが、脂肪交雑と皮下脂肪厚が...
要約 血統が明らかで、肉質等級4等級以上の優れた「黒毛和種」の卵巣を用いて、個体別体外受精法による胚の生産性を検討したところ、期待できる胚の生産個数は1頭当たり約4個であり、これを移植して生産された...
胚移植を活用した肉用牛経営−酪農経営の地域連携生産システムモデル
要約 地域連携生産システムでは、肉用牛経営と酪農経営が胚の出し手、受け手としての役割を各々分担する。また、胚移植を円滑に実施するための支援組織を組み込む。システム内の胚価格の設定は、両経営が新たに得...
要約 受精卵移植技術等により双子生産が行われ、生時体重の小さい黒毛和種子牛が生産されても、早期離乳(2または3ヵ月齢)による人工哺育・育成が可能である。 背景・ねらい 受精卵移植技術の普及に伴い、乳用牛...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1 との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果...
要約 分娩後に1回過剰排卵処理・採卵を行い、その後通常の人工授精を行う和牛繁殖システムを実施することにより、分娩間隔は通常の繁殖システムに比べ1.9ヶ月延長するが、 7.3個の受精卵が確保でき、AI産子とET産...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果が...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果...
要約 酪農経営が受精卵移植によって和子牛(黒毛和種の肥育素牛)を借り腹生産するコストは、ドナーの借上料、1回当りの採卵個数、受胎率によって大きく左右されるが、岩手県下の現状では約23~35万と試算され、酪...
成果の内容・特徴