要約 キクに大きな被害をもたらしたウイルス様症状を示す「紋々病」は、フシダニの一種キクモンサビダニの吸汁害とされてきたが、本研究によりキクから新種のエマラウイルスが見出され、紋々病葉に特異的に検出さ...
二倍体野生種のゲノム情報を利用したキクDNAマーカーの効率的な開発技術
要約 同質六倍体であるためにDNAマーカー開発が困難であったキクにおいて、キク属野生種キクタニギクの全ゲノム情報を活用し、6セットのゲノムのうち、1セットのゲノムにのみ存在する配列の違いをDNAマーカー化す...
要約 キク栽培品種「セイマリン」由来の発現遺伝子配列断片(expressed sequence tag、EST)情報の網羅的解析により構成された213,204個の相同連結配列(コンティグ)情報をキクのゲノム育種研究のための基盤情報とし...
要約 愛知県が育成した白一輪ギク品種「白粋」について、市場に流通している主な白一輪ギク品種から、4種類のRAPDプライマーによる多型をDNAマーカーとして用いて識別できる。 キーワード 輪ギク、品種識別、DNA...
要約 レトロトランスポゾン配列からSTS化したDNAマーカーにより、鹿児島県育成の秋輪ギク品種「新神」と原品種「神馬」及び「神馬」の枝変わり品種等を迅速、簡便に識別できる。 キーワード 秋輪ギク、品種識別、...
天頂方向からの画像処理で収穫後の小ギク切り花の開花程度は定量できる
要約 小ギク切り花を天頂方向から撮影したデジタル画像から得られる、非緑色部(花および蕾)と緑色部(茎葉)の比によって開花程度は定量できる。この定量値は生産者の目視判断に一致するため、開花程度による選別の...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...