SPFMV-SCP組換えサツマイモは複数のSPFMV系統の複合感染に抵抗性を示す
要約 サツマイモ帯状粗皮病の野外罹病株には、複数のSPFMV系統が感染している。これらを接種源とした接ぎ木接種後もSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモは抵抗性を示し、萌芽4代目においてもウイルスの増殖は抑制さ...
要約 帯状粗皮病ウイルスの媒介昆虫であるモモアカアブラムシを用いて、本病害の野外における伝搬を再現した虫媒接種検定法を確立した。虫媒接種においてもSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモはSPFMVに対して抵抗性...
半促成トマトの接ぎ木栽培における土壌診断と栄養診断に基づく窒素減肥
要約 半促成トマトの接ぎ木栽培において土壌診断と葉柄汁液の栄養診断に基づいた施肥法における総施肥窒素量は、上物収量を低下させることなく、大幅に減少できる。 キーワード 半促成トマト、汁液栄養診断、接ぎ...
半促成トマトの栄養診断に基づく追肥は接ぎ木栽培で自根栽培より減肥が可能である。
要約 半促成トマトの接ぎ木栽培において、葉柄汁液の窒素栄養診断に基づいて追肥をすると、総施肥窒素量は自根栽培に比べて21~25%低減する。本施肥法による収量・品質は自根栽培と同等である。 キーワード 半促...
要約 トマト青枯病およびかいよう病は、病徴と選択培地への罹病茎断面のスタンプにより出現したコロニーにより診断できる。青枯病対策には深耕還元消毒と抵抗性台木の組み合わせが、かいよう病対策には薬剤の茎葉...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の感染性クローンを利用した接種法
要約 トマトの抵抗性検定などで利用可能な容易かつ確実な接種法として、トマト黄化葉巻ウイルスの感染性クローンを用いた接種法を開発した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、感染性クローン 背景・ねらい ...
要約 リンゴゆず果ウイロイドの全長が増幅されるプライマー組を設計し、これを用いたRT-PCRによる診断法を開発した。 キーワード リンゴゆず果ウイロイド、プライマー、RT-PCR、診断 背景・ねらい リンゴのゆず果...
要約 ヒラナスプロトプラストの細胞選抜再生系統は、青枯病の発病を遅延する抵抗性を示す。青枯病菌の培養ろ液を選抜物質に用いた場合に得られる系統の自殖第一代の中から、罹病性品種(筑陽)を接ぎ木しても青枯...
要約 イネの切穂を用いて穂いもち圃場抵抗性を簡易検定する切穂噴霧接種法を開発した。本法による発病程度と圃場検定結果には高い正の相関がある。 背景・ねらい 穂揃期の穂を止葉を付けて抜き取りいもち病菌胞子...
要約 イネ切穂を用いて穂いもち圃場抵抗性を簡易検定する切穂接種法を開発した。切穂接種法による穂首節から下方の病斑長と圃場検定結果には高い正の相関がみられた。 背景・ねらい いもち病高度抵抗性品種育成の...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物の NY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生...
要約 リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物のNY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生物検定法...