タイトル | 縞葉枯病抵抗性で早生、良食味、多収の水稲品種「ほしみのり」 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2002~2015 |
研究担当者 |
黒木慎 山口誠之 石井卓朗 小林伸哉 平林秀介 竹内善信 後藤明俊 春原嘉弘 加藤浩 佐藤宏之 常松浩史 安東郁男 根本博 井邊時雄 太田久稔 前田英郎 出田収 平山正賢 池ヶ谷智仁 津田直人 田中淳一 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 「ほしみのり」は温暖地東部における熟期が早生のうるち米品種である。「コシヒカリ」並の良食味で、収量および玄米品質は「コシヒカリ」より優る。縞葉枯病抵抗性を有し、稲麦二毛作地帯等で普及が期待される。 |
キーワード | 水稲、良食味、多収、縞葉枯病抵抗性、晩植適性 |
背景・ねらい | 近年、コメの3割程度は中食および外食で消費されている。農業経営の所得確保の観点からも中食・外食等の業務用途の需要に応えて、一定水準の食味・品質を有したコメを低コストで供給する必要性が高まっている。一方、茨城県内等においては水利の関係から熟期が早い品種、また、温暖地東部に広がる稲麦二毛作地帯においては麦跡晩植栽培に適した品種に対する要望が強い。さらに近年縞葉枯病被害面積が高い状態で推移しており、抵抗性品種への期待は大きい。これらのニーズに応えるため、業務用多収品種の開発を行う。 |
成果の内容・特徴 |
炊飯米の食味は「コシヒカリ」並の良食味である。玄米の外観品質は「朝の光」、「コシヒカリ」並の "中の上"、高温登熟性は「コシヒカリ」よりやや弱い"やや弱"である。
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成果の活用面・留意点 |
いもち病抵抗性がやや弱いため、極端な多肥は避け、いもち病の防除を徹底する。
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nics/2015/nics15_s01.html |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 経営管理 高温耐性 縞葉枯病 水稲 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 低コスト 二毛作 品種 防除 良食味 |