タイトル | 特徴的な香味を有する焼酎の原料用橙肉カンショ新品種「サツマアカネ」 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 1994~1998 |
研究担当者 |
小林晃 境哲文 甲斐由美 境垣内岳雄 末松恵祐 高畑康浩 藤田敏郎 吉永優 山川理 熊谷亨 石黒浩二 竹迫寿一 小峯修一 |
発行年度 | 2017 |
要約 | カンショ「サツマアカネ」は、塊根にβ-カロテンを含有する焼酎原料用の橙肉カンショ品種である。口当たりが良い、フルーティーな柑橘系の香味がする個性的な焼酎を製造することができ、橙肉品種としてはでん粉歩留まりが高く、醸造適性が優れる。 |
キーワード | カンショ、β-カロテン、橙肉、焼酎、柑橘香 |
背景・ねらい | 焼酎用カンショの主力品種である「コガネセンガン」の焼酎は、その風味や独特の甘味といった酒質が高く評価されている。その一方で、焼酎の香味に対する多様な消費者ニーズに対応し焼酎需要を維持・確保する観点から、「コガネセンガン」とは異なる酒質を備えた焼酎製品の開発も求められている。β-カロテンを含有する橙肉品種「タマアカネ」は、フルーティーな熱帯果実的な香りが付与される個性的な焼酎の原料として、焼酎需要の拡大に貢献しているが、でん粉歩留まりが低いため、純アルコール収量が低く、製造コストが高いといった欠点があった。そこで、β-カロテンを含有し、醸造適性の高い橙肉品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s07.html |
カテゴリ | かんしょ コスト 新品種 立枯病 抵抗性 品種 |