摘要 目的:トマト黄化えそウイルス(TSWV)はナス科、キク科をはじめ多品目の植物に感染する。媒介虫であるミカンキイロアザミウマでは経卵伝染はしないため、トマトなどの栽培期間以外の時期に、寄主となる植物が...
摘要 キクについて線量率を変えてガンマ線を15Gy、30Gy、60Gyを照射した結果、総線量が同じであれば、線量率が違っても変異頻度は同じであった。一方、総線量が同じであっても線量率が低くなると核DNA量の減少は...
摘要 品種育成や無病苗の供給に備えて、今後必要になる可能性のある作物、希少植物、実験材料などを栽培による保存、組織培養による保存、液体窒素による超低温保存等、最も適する方法で保存を行う。また、保存...
ガンマ線とイオンビーム照射による線量反応および変異率の比較(B311)
摘要 ダッタンソバのガンマ線緩照射(2.0Gy/day)における変異誘発効果について調査した。その結果、200Gyの急照射と同等の変異誘発効果が確認された。またガンマ線とイオンビーム照射系統の間には可視的変異に対す...
摘要 キクについて同じ総線量で異なる線量率での照射試験の結果,線量率が高いと再分化率の低下,及び核DNA量が減少した再分化個体の増加がみられるものの,変異頻度は高くならなかった.このことから,障害の少...
摘要 キクでは320MeV炭素イオンによる花色変異誘発効果が他のイオンやガンマ線よりやや高いことを明らかにした。サトウキビでは ヘリウムイオンビーム照射で収量関連形質の悪化が少なく、無毛変異の誘発頻度が高...
植物生態系における揮発性生理活性物質の機能に関する基礎研究(78)
摘要 被覆植物の被覆下、あるいはガラス室などの人工制御環境下では、揮発性の生理活性物質が他の植物・昆虫・微生物に及ぼす影響が大きい。このような揮発性物質による生物間の情報伝達や生育制御について影響を...