摘要 i)大麦の赤かび病抵抗性獲得に有効な形質と考えられる閉花受粉性は、大麦2H染色体の長腕上にマップされ、閉花受粉性と0.4cMの距離で連鎖するDNAマーカーを獲得した。ii)高精度の赤かび病抵抗性検定法を開発...
摘要 耐雪性、耐湿性に加えて雲形病等への病害抵抗性に優れた良質、多収の多雪地向き優良大麦品種を育成することを目的に実施してきた。交配母本を選定するため、北陸・東北地域で栽培されている品種及び旧北陸・...
摘要 精麦品質検定法の開発により育成した関東皮73号、75号は大麦縞萎縮病抵抗性であり、麦茶、精麦品質ともにすぐれるが、収量性と耐倒伏性が標準程度であった。また、これらの系統はうどんこ病に弱い欠点を...
摘要 "5年度には、多収性で麦茶用の品種「すずかぜ」が農林登録された。加えて、多収性の地方番号系統、関東皮74号、76号を育成したが、これらの系統は大麦縞萎縮病に抵抗性で麦茶品質に優れるが、中生で耐...