摘要 【目的】 森林や特用林産物の栽培地で新たな病害虫の発生が増加しているが、発生消長や生態等が全く不明なものもあり、防除技術の確立を図るため、生態解明等の基礎研究を行う。 【成果】 ①現地調査およびLA...
摘要 高温でも浮き皮しない早生のミカンタイプのカンキツ 2 系統の果実品質評価を奄美大島で行った。「かんきつ中間母本農6号」の加工専用園における化学農薬使用を半減した防除体系を確立した。植生改変による...
レモンの周年供給,省力化および「イエローベル」安定生産技術の実証
摘要 貯蔵について,庫内環境および出荷管理に関する助言を行った。引きもぎによるヘタ除去が作業性および貯蔵性に及ぼす影響を調査し,作業時間の短縮はできたが,貯蔵中に果梗部からの青かび病発生が多かった。...
ネオニコチノイド剤抵抗性ワタアブラムシの発生実態の解明と物理的防除を核とした薬剤抵抗性管理技術の開発
摘要 [目的]、 ワタアブラムシの薬剤抵抗性発達を監視し、農業被害拡大を回避するとともに、薬剤抵抗性の発達を遅延させる管理技術の開発により農業生産の安定化を図る。、[結果の概要]、①遺伝子診断法でネ...
摘要 着花を抑制する剪定法および摘果剤散布による夏秋花の着生効果は認められなかった。'ビラフランカ'で,7~8月に開花・結実して樹上越冬し,翌年6月下旬に収穫した果実は,利用可能だが落果率が高く果皮障害...
摘要 JA広島ゆたかでは,微細孔フィルム(商品名:P-プラス)を用いてレモンの長期貯蔵を行ったが,約30%の果実では,腐敗や果皮障害が発生した。本県レモン産地の地位を確保し,生産者の収益性を高めるた...
摘要 JA広島ゆたかでは,微細孔フィルム(商品名:P-プラス)を用いてレモンの長期貯蔵を行ったが,約30%の果実では,腐敗や果皮障害が発生した。本県レモン産地の地位を確保し,生産者の収益性を高めるため...
国内におけるカンキツカクヘキシアウイロイド(CCaVd)の発生調査(182)
摘要 国内未報告のカンキツカクヘキシア病を引き起こすホップ矮化ウイロイド(HSVd)変異株を探索するために国内のHSVd感染カンキツ樹からHSVdをクローニングし,その塩基配列を解析したところ,果樹試験場カンキ...
温州萎縮ウイルス弱毒系統の探索・作出と弱毒性早期判定法の開発(217)
摘要 土壌伝染の疑われる温州萎縮ウイルスの被害回避に利用できる弱毒系統を探索するため,11年度までに,ラフレモン台上野早生を指標に用い,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)により保毒の有無を確認する弱...
摘要 カンキツソローシス病は、海外で被害の大きなウイルス病として知られている。わが国のカンキツ(ユーレカレモン)に見いだされた類似症状について病原体の探索、検定法の開発を行った。罹病カンキツ組織を接...
温州萎縮ウイルス弱毒系統の探索・作出と弱毒性早期判定法の開発(207)
摘要 自然発生圃場より探索した温州萎縮ウイルス弱毒候補株、並びに熱処理によって作出した弱毒ウイルス候補株のラフレモン台上野早生上における発現病徴を観察したところ、各候補株により病徴の発現程度に差が認...
摘要 カンキツソローシス病類似症状である、ユーレカレモン、ワシントンネーブル、カワバタの新葉の退緑斑紋症状、ウンシュウミカンの黄色斑葉症状、ヒュウガナツのコンケーブガム症状を接種源として草本検定植物...
摘要 ユーレカレモンに見出されたソローシス様症状病原体のChenopodium quinoa感染葉粗汁液中の物理的性質は、不活化温度35℃~40℃、希釈限界1/20~1/100、保存期限(23℃で保存...
温州萎縮ウイルス弱毒系統の探索・作出と弱毒性早期判定法の開発(222)
摘要 静岡、愛知、山口、福岡、長崎の一般圃場から、温州萎縮ウイルスが感染しているかその疑いがあるものの中で症状が軽微であるものを選抜しラフレモンの実生苗木に接木した。また当研究室保存の強毒温州萎縮ウ...
摘要 被害の大きいウイルス病として諸外国で報告されているソローシス病に類似した接ぎ木伝染性病害がユーレカレモンに発生した。その病原体を探索するために、葉に退緑斑紋症状を示すカンキツ新梢を接種源として...
カンキツグリーニング病の媒介昆虫ミカンキジラミDiaphorina citri Kuwayamaの九州本土における越冬の可能性の検討(230)
摘要 6年11月に石垣島と奄美大島のゲッキツからミカンキジラミの成虫を採集した。これらを鹿児島県枕崎市の気温変化を再現したインキュベータ内のゲッキツとレモンの苗木で飼育した。生存率と産仔数を7年4月...
国内各地から収集したカンキツかいよう病細菌の各種品種に対する病原性
摘要 我が国のカンキツかいよう病細菌の中に病原性の分化した菌株が存在するか否かを明らかにするために、17県30地点から収集・分離したカンキツかいよう病細菌124菌株のカンキツ品種に対する病原性を検討...
カンキツベインエネーションウイルス粒子の純化と抗体作製(225)
摘要 カンキツベインエネーション病には検定植物葉における病徴の強さ、ラフレモンでのコブの形成能などにより複数の系統が存在することが考えられている。ウイルス粒子の純化を行う場合、これら病原性の異なるも...