サヤインゲン等の高温ストレス耐性に関する生理生化学的特性評価
摘要 サヤインゲン品種ハイブシの持つ耐暑性メカニズムの花粉稔性や着莢率に注目した生理的な解明は順調に進んでおり、高温・水ストレスは花粉稔性や着莢率を低下させるが、相対含水率の高い品種・系統では着莢率...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(133)
摘要 耐暑性が異なるサヤインゲン2品種の花粉四分子期相当の花蕾について、高温ストレスによる水分状態と遊離プロリン含量の変動を調べた結果、両品種とも水分状態が悪化しかつ遊離プロリン含量が低下した。しか...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(156)
摘要 高温期における結球の程度が異なるキャベツ3品種について、高温下での結球のしやすさと葉片の細胞膜における温度耐性との関係について調べた結果、良結球性の順と葉片の細胞膜温度耐性の順が同様であったこ...
摘要 インゲンマメの花芽の発育ステージを推定するには、萼幅による推定が最も精度が高く、高温に感受性の高い時期は、耐暑性品種では開花9日前と11日前の2期、高温に弱い品種では9日から11日前までであっ...
摘要 沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。このため夏場の野菜消費は、高価格で鮮度の低下した本土からの移入野菜に頼らざるを得ない。国際農研沖縄支所はこの困難を克服し、沖縄での夏野菜の供...
耐暑性サヤインゲン品種「ハイブシ」の沖縄県石垣島での夏季栽培における多収性
摘要 沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。そこで夏季に栽培可能なサヤインゲンの開発を目指して、熱帯地域からインゲンマメ遺伝資源の収集・導入・評価を行った。その結果、耐暑性品種「ハイブ...
摘要 熱帯地域における食用作物の中で、ダイズ、ササゲ、インゲンマメ等の豆類の重要性は高いが、高温、旱魃などのため、生産性は温帯地域に比べ劣っている。これら主要豆類の耐旱性や耐暑性等の環境適応性を向上...
摘要 インゲンマメは温帯マメ科作物の中でも耐暑性が低く、我が国でも西南暖地以南では夏期は山間地以外では栽培が困難である。しかし、熱研の遺伝資源収集によって、東南アジアから耐暑性の高い系統が収集されて...