摘要 サトウキビ野生種との種間交雑系統に製糖用サトウキビを戻し交雑し、株出し萌芽性が高く、高糖・多収の系統を選抜し、生産力検定予備試験に供試した。エリアンサス属植物は製糖用サトウキビに比べて、深く大...
摘要 「熱帯ササゲ」プロジェクトは、任期付き研究員の途中退職にも関わらず、順調に進捗した。「サトウキビ多用途化」プロジェクトでは、野生種(S.spontaneum)との種間交雑利用で、高バイオマス生産性系統が選...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-キク(130)
摘要 キク切り花の施設生産では、夏期の高温による花芽の分化・発育の異常、開花遅延が大きな問題である。この課題では、適日長限界値の大小から高温下での開花遅延程度の大小を判定する手法を用いて、耐暑性の高...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-カーネーション-(131)
摘要 カーネーションの高温下での栽培では、花持ち性の低下が問題となっており、夏期の高温においても観賞期間の長い育種素材の開発を図る必要がある。そこで既存品種の花持ち性をスクリーニングするとともに、花...
摘要 バラでは夏期の高温期に切り花長が短くなる障害のほか、ブルヘッドと呼ばれる奇形花の発生、切り花でのベントネックの発生など品質の低下が問題となっている。ベントネックの発生の少ない品種・系統のスクリ...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-ラン類(133)
摘要 初秋の比較的高温時までに花芽形成し、年末出荷が容易な育種素材スクリーニングを目的とした。主茎発生後冬季最低気温を20℃に設定して止め葉形成期を早め、花成反応の起こり易い条件下で検討した。12月...
耐暑性品種・系統のスクリ-ニングによる育種素材化-キク(132)
摘要 適日長限界の長い系統は高温下で開花遅延程度の小さいことが明らかにされている。キク属野生種の適日長限界はこれまで調査されていないので、7種12系統について調査し、耐暑性の育種素材としての可能性を...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-カーネーション(133)
摘要 高温下のカーネーション栽培では、花持ち性の低下が重要問題となっている。葉切片のエチレン生成量の検定によって、エチレン生成量の少ない品種の中に花持ち性のよい品種のあることが判明したので、本法によ...
摘要 バラは夏期の高温に対する耐性が不十分である。そこで開発した簡易検定法を用いて、高温による障害の発生の少ない品種・系統をスクリ-ニングし、育種素材化を図る。夏期におけるブルヘッドの発生は枝長が短...
耐暑性品種・系統のスクリーニングによる育種素材化-ラン類(135)
摘要 11月までにリードバルブが萌芽し、高温下での花成が有望と考えられた群の10品種と、12~1月に萌芽した群の花成反応を20℃の温度条件で調査した。前群では7品種が12月末までに花芽を形成したが、...