アカヒゲホソミドリカスミカメの加害機構の解明と斑点米発生防止技術の開発
摘要 i)アカヒゲホソミドリカスミカメはイネ科雑草に対する選好性は高くなく、稲の出穂中に意図的に同雑草を残しても斑点米被害は避けられないこと等の雑草管理に関する知見を得た。ii)また、ダイズ圃場へのダイ...
アカヒゲホソミドリカスミカメの加害機構の解明と斑点米発生防止技術の開発
摘要 i)網枠を用いた放飼試験の結果、登熟が進んだ黄熟期の稲穂であってもそれが割れ籾の場合は斑点米が発生することを明らかにした。またこの場合周囲に餌植物があればカメムシの加害は少なく、斑点米被害は少...
摘要 カメムシ類の食痕検出を染色法により試みた結果、オオトゲシラホシカメムシ、ブチヒゲカメムシでは検出可能であったが、アカヒゲホソミドリメクラガメでは供試したいずれの染色液でも明瞭な食痕を認められな...
摘要 寒冷地における最重要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの場合、割れ籾が多く発生すると斑点米が多いといわれており、他のカメムシと加害様式が異なるものと考えられる。そこで本種の水稲加害機構を明ら...
摘要 割れ籾発生率には品種間差が認められ、「イシカリ」「ほしのゆめ」で安定して高かった。「ゆきひかり」「きらら397」は相対的に低かった。割れ籾発生率の高い「イシカリ」「ほしのゆめ」でも割れ籾が発生...
摘要 斑点米の原因となるカメムシ類は40種以上が知られているが、いずれの種も出穂期以降の稲穂を吸汁加害し、吸汁痕からの菌の侵入により斑点米が発生するとされている。北海道など寒冷地における最重要種であ...