摘要 水稲の湛水直播栽培において、土壌還元の進行に伴って蓄積してくる水溶性の2価鉄が、水稲種子の発芽苗立ちに及ぼす影響について検討した。その結果、2価鉄濃度が3mM以上では水稲の根と第1葉の生長が抑制...
摘要 冷害年に特異的に発生するイネの稲こうじ病の効率的な防除に資するため、本病の発生生態と本病に対するイネ品種の抵抗性を調べた。接種及び自然感染圃場のイネを時期別に株上げすることにより本病病原菌のイ...
摘要 新殺菌剤CG―213粒剤2のイネいもち病に対する作用特性と防除効果を明らかにした。本剤の移植直前の育苗箱当たり50gと75gの散布は葉いもちの発病を抑制し、その抑制効果は約70日間持続した。ま...
摘要 東北地域ではイネのいもち病による被害が著しいため、効率的な防除法の確立が望まれている。そこで、新しく開発されたいもち病を対象とした殺菌剤の作用特性を明らかにするとともに有効で効率的な施用法を検...
摘要 いもち病に対し真性抵抗性が異なる同質遺伝子系統の効率的な利用を図るため、ササニシキ同質遺伝子系統を用い、葉身における各系統間の真性抵抗性の発現様相の差異を検討した。その結果、本抵抗性の発現様相...
摘要 フェノキサプロップPエチルのノビエに対する除草効果及び水稲の収量構成要素への影響を検討した。本剤は処理後のノビエの生育を強く抑制し、12ml/aの薬量では移植後30日~60日の処理でイヌビエに対...
摘要 イネの最重要病害であるいもち病の抵抗性品種による防除法を確立するため,抵抗性の崩壊の原因となるいもち病菌の病原性の分化機構とその変動要因を明らかにする。また,イネの抵抗性を効果的に利用する技術を...
摘要 機械化栽培に適した早熟性品種の育成を目標として、17組合せの交配を実施した。早熟性遺伝子源として主に関東皮系統、うどんこ病抵抗性系統を用いた。F1の8組合せとF2の28組合せの全てを次代に送っ...
摘要 食用および飼料用大麦の新育種を育成するため,本年は102組み合わせの交配を行った.雑種集団に続く個体選抜には10万個体を供試するとともに,生産力検定予備試験1に630系統,同2に114系統,同...