摘要 近年、食品の安全性に対する消費者の要求が高まっており、養殖生産物の安全性を確保するため使用医薬品や養魚用飼料等の購入量や使用量の養殖業者による記録等の養殖衛生管理、食品衛生や環境保全にも対応...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 12) 乳牛の乳房炎予防法の開発
摘要 乳房炎は、経済的損失が大きい疾病であり、近年、薬剤耐性菌の問題から抗生物質の使用を抑制するため、発症リスクを低減させる予防管理が求められている。また、近年、プロバイオティクス飼料添加剤投与によ...
摘要 パレード20フロアブルのセル苗潅注処理と非SDHI系剤を組み合わせた場合の防除効果を明らかにした。圃場の湛水処理によるセル苗潅注処理の防除効果低下を再現できなかったため、次年度に試験方法を変えて調...
摘要 ばか苗病の種子消毒薬剤に対する感受性の実態把握と、新たな種子 消毒法や温湯消毒後の衛生管理技術など対策技術の検証により、耐性菌対策を含めた育苗工程における総合的な防除対策をマニュアル化する。
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...
水田農業における人と環境にやさしい病害虫管理技術に関する試験・研究開発
摘要 目的:水稲・大豆について病害虫管理技術を検討した。 成果:本年度はいもち病の発生が少なく処理間差が小さくなった。また、水稲の直播栽培ではアカスジカスミカメの発生時期が遅れる傾向が確認された。大...
持続可能な大豆生産を可能とする管理技術に関する研究 2 立枯性病害対策
摘要 目的:液状亜リン酸肥料の省力的利用技術を検討する。 成果:被害軽減効果が得られる散布時期と散布量を明らかにした。耕種的対策技術も検討したが、ダイズ黒根腐病の発病度と中耕の関係性は認められなった。
摘要 砂質土においてMITC剤を潅注し、被覆資材及び被覆の有無が大気中のMITC濃度に及ぼす影響を調査した。その結果、ガスバリア性フィルムで被覆することにより、ポリフィルムで被覆した場合と比較してMITC剤の...
摘要 DMI剤の使用回数を2回に減らした新規防除体系区と現行の慣行防除区における黒星病の発病状況を調査したところ、両者に大きな差は見られなかった。また、果実汚れについても、大きな差は見られなかった。...
普通作物の病害虫に関する素材開発研究 2)水田環境保全のための総合病害虫管理技術
摘要 目的:化学合成農薬代替防除技術を検討する。 成果:ばか苗病及びもみ枯細菌病に対する温湯処理と催芽時の生物農薬による体系防除の効果を確認し、普及に移した。
2 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 12)乳牛の乳房炎予防法の開発
摘要 乳房炎は、経済的損失が大きい疾病であり、近年、薬剤耐性菌の問題から抗生物質の使用を抑制するため、発症リスクを低減させる予防管理が求められている。また、近年、プロバイオティクス飼料添加剤投与に...
防除指導関係 3)総合的病害虫管理のための個別管理技術確立 (1) イチゴ炭疽病・うどんこ病対策の確立(IPM指標作成)
摘要 目的:植物防疫法に基づき、植物防疫あるいは防除に関する企画等を実施する。 成果:夏期の高温によりうどんこ病菌が死滅するかどうか確認するため、20℃、25℃、30℃、35℃、40℃に設定した恒温器内に置いたうど...
摘要 ナシ鉢苗を圃場に設置してモニタリング調査を実施したところ、今回調査したすべての圃場でDMI剤耐性菌が発生していないことが推測された。また、圃場から採取した黒星病菌を用いて接種試験を実施したとこ...
摘要 南房総地域の主要花き類に発生する病害の迅速な診断や発生生態の解明に対応するため、カーネーション萎凋細菌病のLAMP法による検出可否、特異的プライマーを用いたキンセンカ炭疽病の伝染源の解明について...
摘要 ばか苗病の種子消毒薬剤に対する感受性の実態把握と、新たな種子消毒法や温湯消毒後の衛生管理技術など対策技術の検証により、耐性菌対策を含めた育苗工程における総合的な防除対策をマニュアル化する。
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害(褐斑病,うどんこ病及びべと病)に対する循環扇及び生物農薬...
水田農業における人と環境にやさしい病害虫管理技術に関する試験・研究開発
摘要 水稲の高密度播種苗の箱施用剤によるコバネイナゴの防除法を明らかにした。直播栽培における斑点米カメムシ防除は、移植栽培の防除時期より1~2週間遅らせると効果が高まることを明らかにした。大豆害虫ウ...
持続可能な大豆生産を可能とする管理技術に関する研究 2立枯性病害対策
摘要 液状亜リン酸肥料の省力的利用技術を検討し、被害軽減効果が得られる散布時期と散布量を明らかにした。耕種的対策技術の検討では、ダイズ黒根腐病の発病度と中耕の関係性が認められなった。現地実証では、ダ...
害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 新規物理的防除資材の超音波発生装置について、露地ネギのシロイチモジヨトウ等への防除効果を実証し、装置の受注生産が開始された。また、常設型あるいはソーラー型の紫色 LED 光原を用いると野菜ハウス内...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...