摘要 てんさいの育種において、耐病性の選抜・検定法、ヘテロシスの発現機構、単胚性の遺伝解析など基礎的諸問題が未解明の状況にある。そこで、病害抵抗性一代雑種を育成するため、同病害抵抗性の簡易検定法並び...
摘要 ウメ黒星病菌の遺伝的変異と病原性分化の存在を調査し、抵抗性の簡易検定法を開発して、抵抗性品種の育成・遺伝子操作による抵抗性個体の作出に必要な基礎的知見を得る。8年度は、多数の産地及び品種から黒...
摘要 光顕観察の結果、黒星病菌は、供試した何れのナシの品種の葉上でも胞子発芽は良好で、付着器形成も高率であった。また、侵入孔の形成、胞子発芽から侵入孔形成までの過程、クチクラ直下の菌糸の形成過程など...
摘要 ‘幸水’から分離した黒星病菌は、‘幸水’のみに病原性を示した。また、‘マメナシ12’からの分離菌は‘マメナシ12’のみに病原性を示すものと、‘マメナシ12’及び‘幸水’の両方に病原性を示すものに分かれた。...
摘要 わが国の温暖地におけるカーネーションの重要な病害の一つである萎ちょう細菌病(Pseudomonas caryophylli)に対する抵抗性の簡易検定法の開発と、抵抗性母本の選抜をした。浸根接種...
摘要 ピーマンの病害抵抗性育種においては、抵抗性を有したトウガラシとの交雑育種が行われているが、その際、辛味のない個体を選抜するために官能検査に代わる簡易検定法の開発が望まれている。そこで、4年度ま...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発
摘要 現在の促成栽培の主力品種である「女峰」、「とよのか」は品質・収量面で優れるものの、耐病性の点では大きな欠点を抱えており、高品質かつ強度複合病害抵抗性品種の育成が望まれている。そこで本研究では主...
摘要 菌のゲノムDNAの制限酵素Hae■及びEcoR■によるRFLPパターンによって、ナシ黒星病菌Venturia nashicolaとセイヨウナシ黒星病菌V.pirinaは明瞭に区分された。Xba■...
摘要 ナシ属植物に寄生する黒星病菌からゲノムDNAを精製し、ナシ黒斑病菌のrDNAをプローブとしてサザンハイブリダイゼーションを行ってRFLPを観察した。ナシ黒星病菌DNAの制限酵素Hind■或はB...
摘要 SDSポリアクリルアミド電気泳動によるエステラーゼパターンの違いからナシ黒星病菌は2つのタイプに分れたが、分離宿主の種や品種との間に一定の関係はなく、地理的変異も見られなかった。一方、セイヨウ...