h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)イネウンカ類の東~東南アジア地域個体群を各種20系統以上採集して薬剤感受性と抵抗性品種加害性を検定し、これらの特性は、地域によって明確な差違があることを明らかにした。フタテンチビヨコバイは、...
摘要 カンキツグリーニング病を媒介するミカンキジラミのモニタリングに使用するため、5種類の蛍光色素を吸収させたゲッキツの吸汁によるミカンキジラミのマーキングを試みたが、マーク虫は早期に死亡し、他の方...
所蔵タイプ標本等のデータベース化及びインベントリーのためのフレームの構築
摘要 3種のヤガ科新害虫の九州以北における発生を確認し、かつては亜熱帯・熱帯に分布、または、九州以北では害虫とは認識されていなかった種と同定できた。地球温暖化に伴って亜熱帯等原産の昆虫が九州以北で害...
水稲害虫に対する殺虫剤の作用特性の解明と水稲害虫の制御技術の開発(279)
摘要 薬剤によるウンカの多発生誘導は1992、1993の多飛来年に明瞭に認められた。亜熱帯における知見と同じく、カメムシ剤penthoateでは試験期間を通してウンカ被害が発生した。ウンカ剤BPMC...
捕食性ハナカメクシ類の分類体系の確立とミナミキイロアザミウマに対する有効性の評価(277)
摘要 捕食性ハナカメムシ類の分類体系を確立しようとした。日本の耕作地で採集した約1,000個体と内外の研究機関で所蔵される約300個体のヒメハナカメムシ類について形態比較を詳細に行った結果、5種が見...
摘要 熱帯・亜熱帯において持続的農業生産を目指すには害虫類の生物的防除を積極的に取り入れる必要がある。本課題ではこのうち、捕食性のカメムシ類を生物学的防除体系に組み入れる場合の技術的な問題を抽出し、...
摘要 野外成虫の羽化後日齢の推定に利用するため、羽化後日齢に伴う交尾率、卵巣発育度、脚部クチクラ層の発達の経過を27℃、13L-11D条件下で調査した。交尾率は同日羽化雌雄個体を対にした場合、羽化6...
摘要 幼虫期の日長条件が産卵に及ぼす影響を調査した。日長:10~15時間,温度:25℃で飼育した区では羽化後40日までの産卵雌率は88~100%となり日長による一定の傾向はみられなかった。総産卵数に...