遺伝子組換え作物・カイコを用いた有用物質生産の実用化技術の開発
摘要 スギ花粉米及びノボキニン蓄積米の遺伝子組換え生物等第一種使用による隔離ほ場栽培に より、厚生労働省食品安全委員会への申請データ取得(主に成分分析)のための材料を確保した。ノボキニン蓄積米につい...
新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 遺伝子組換えカイコの実用化に関しては、超極細(高染色性)シルク及び青色蛍光シルクを生産する系統について、養蚕農家での飼育のための第一種使用規程について大臣承認を受け た。超極細(高染色性)シル...
摘要 目的:蚕種製造は、養蚕技術の中で省力化が遅れた分野であり、特に、製造工程の大部分を人力に頼っててる。そこで、蛹の雄雌分離の機械化や浮遊鱗毛減少技術等を開発し、安定した優良な蚕種製造体系を確立す...
摘要 本研究課題は昆虫の外的要因と成長の関連を詳細に検討し、昆虫の成長制御機構を明らかにすることを目的としており、家蚕および野蚕の人為的成長調節技術の基礎的研究として、養蚕の高度機械化および省力化技...
摘要 登蔟促進による上蔟作業の省力化や人工飼料育における這いだし防止のため、すでにカイコに対する忌避効果があると判明しているヒノキ材から、蚕に対する忌避物質の単離、同定と忌避効果の解析を行った。4齢...
摘要 微生物殺虫剤(BT剤)等に利用されているバチルス菌には殺虫活性に特徴のある様々な菌株が存在する。そこでBT剤の力価検定の省力化や害虫に有効でカイコ等の益虫に無害な菌株の選抜の効率化等を目的に、...
摘要 蚕の全齢人工飼料育は全国的にも数カ所で行われているにすぎない。事例結果によると、繭1kg当たり労働時間は1.3時間で、全国平均の約80%と省力化されている。これは、桑収穫を要しないこと、上蔟作...
摘要 関東東海地域において、標高別及び傾斜度別にみて桑園の立地条件に恵まれていない長野県を対象として、中山間地域における規模拡大の1方法である複合養蚕経営の定着条件の検討を行った。長野県の農業地域別...
摘要 カイコの遺伝資源の保存のために、精子長期保存法と保存精子による受精、個体発生技術を開発する。前半では卵殻に細孔をあける方法を確立するとともに、貯精嚢、受精嚢から採取した精子の受精能を検定し、体...
摘要 上蔟作業は養蚕の中でも最も大きな労働力を要するため省力化が望まれている。蚕を自ら営繭場所に這い上がらせる自然上蔟法は省力的な方法であるが、登蔟率が環境条件に左右される等の難点があり農家での採用...
摘要 養蚕の収益性向上と省力化を図る機械化・多回育養蚕の普及に伴い、桑園の利用及び管理の形態にも変化が生じている。このことは桑害虫の発生にも大きな影響を及ぼすと考えられ、アザミウマ、ヨコバイ、ダニ等...
摘要 遺伝素材研究室では460系統のカイコを年1回継代飼育することによって保存している。これらを2年または3年に1回飼育することが可能になれば,系統維持の効率化,省力化が図られる。一部の系統について...