新特性シルク素材やシルクタンパク質等生体物質由来の新機能性素材の作出とその利用技術の開発
摘要 遺伝子組換えカイコの実用化に関しては、超極細(高染色性)シルク及び青色蛍光シルクを生産する系統について、養蚕農家での飼育のための第一種使用規程について大臣承認を受け た。超極細(高染色性)シル...
遺伝子組換え作物・カイコを用いた有用物質生産の実用化技術の開発
摘要 スギ花粉米及びノボキニン蓄積米の遺伝子組換え生物等第一種使用による隔離ほ場栽培に より、厚生労働省食品安全委員会への申請データ取得(主に成分分析)のための材料を確保した。ノボキニン蓄積米につい...
摘要 目的:蚕種製造は、養蚕技術の中で省力化が遅れた分野であり、特に、製造工程の大部分を人力に頼っててる。そこで、蛹の雄雌分離の機械化や浮遊鱗毛減少技術等を開発し、安定した優良な蚕種製造体系を確立す...
摘要 本県の養蚕業を発展させるためには,生産性の向上および規模拡大が不可欠であるが,桑を利用した養蚕技術体系によってはその実現性は低く,それが達成のためには人工飼料の活用による新たな技術体系を確立す...
昆虫機能利用による未利用資源の有用物質変換モデルの作出(31)
摘要 鱗翅目昆虫の窒素代謝の特性ならびにタンパク質の合成・変換能力を明らかにする目的で、実験昆虫エビガラスズメの栄養(乾物、窒素)の利用分配を調べるとともに、主要血液タンパク質のアミノ酸フローにおけ...
摘要 本研究課題は昆虫の外的要因と成長の関連を詳細に検討し、昆虫の成長制御機構を明らかにすることを目的としており、家蚕および野蚕の人為的成長調節技術の基礎的研究として、養蚕の高度機械化および省力化技...
昆虫機能利用による未利用資源の有用物質変換モデルの作出(26)
摘要 エビガラスズメの変態期のアミノ酸プールとして機能しているアリルフォリン型貯蔵タンパク質の遺伝子構造をPCR法により解析した。抗体スクリーニングにより得たアリルフォリンβcDNA(約2.2kbp...
摘要 微生物殺虫剤(BT剤)等に利用されているバチルス菌には殺虫活性に特徴のある様々な菌株が存在する。そこでBT剤の力価検定の省力化や害虫に有効でカイコ等の益虫に無害な菌株の選抜の効率化等を目的に、...
摘要 登蔟促進による上蔟作業の省力化や人工飼料育における這いだし防止のため、すでにカイコに対する忌避効果があると判明しているヒノキ材から、蚕に対する忌避物質の単離、同定と忌避効果の解析を行った。4齢...
全齢人工飼料育による養蚕・製糸一貫生産システムの開発-飼育装置の自動制御技術の開発-
摘要 高品位繭及び生糸を低コストで生産するため、全齢人工飼料育による繭生産から生繰り生糸の繰製に至る養蚕及び製糸過程を連続化した一貫生産技術の開発を行うため、その一環として蚕飼育並びにその装置等に関...
摘要 関東東海地域において、標高別及び傾斜度別にみて桑園の立地条件に恵まれていない長野県を対象として、中山間地域における規模拡大の1方法である複合養蚕経営の定着条件の検討を行った。長野県の農業地域別...
摘要 上蔟作業は養蚕の中でも最も大きな労働力を要するため省力化が望まれている。蚕を自ら営繭場所に這い上がらせる自然上蔟法は省力的な方法であるが、登蔟率が環境条件に左右される等の難点があり農家での採用...
摘要 カイコの遺伝資源の保存のために、精子長期保存法と保存精子による受精、個体発生技術を開発する。前半では卵殻に細孔をあける方法を確立するとともに、貯精嚢、受精嚢から採取した精子の受精能を検定し、体...
摘要 蚕の全齢人工飼料育は全国的にも数カ所で行われているにすぎない。事例結果によると、繭1kg当たり労働時間は1.3時間で、全国平均の約80%と省力化されている。これは、桑収穫を要しないこと、上蔟作...
摘要 養蚕の収益性向上と省力化を図る機械化・多回育養蚕の普及に伴い、桑園の利用及び管理の形態にも変化が生じている。このことは桑害虫の発生にも大きな影響を及ぼすと考えられ、アザミウマ、ヨコバイ、ダニ等...
摘要 21世紀型養蚕を目指すには、これまでに試験的に行われたきた極く小規模の全齢人工飼料育をさらに発展させ、普及に移し得る技術体系を確立する必要がある。なかでも防疫管理技術の確立は、蚕作の安定及び施...
昆虫機能利用による未利用資源の有用物質変換モデルの作出(73)
摘要 植物葉成分から体液蛋白質等への物質変換モデルの構築を目的とし、まず、広食性蚕とエビガラスズメを用いて両昆虫のアミノ酸の代謝調節機構を比較解析するための共用人工飼料を作出した。カイコおよびエビガ...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-超省力飼育技術体系の確立(127)
摘要 超省力飼育技術体系の確立の中で上蔟作業の効率化を目的に研究を進め、エクダイソンの上蔟への利用については実用化に必要な試験を完了し、製品化の過程で生じたアナログ混在についても実際の使用に当って問...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-超省力飼育技術体系の確立(134)
摘要 エクダイソンの上蔟への利用については5齢起蚕から日毎の投与試験を行い,それが幼虫の成長および繭の諸形質に及ぼす影響について全貌をほぼ明らかにした。また,エクダイソン標品中に微量に含まれるアナロ...
摘要 遺伝素材研究室では460系統のカイコを年1回継代飼育することによって保存している。これらを2年または3年に1回飼育することが可能になれば,系統維持の効率化,省力化が図られる。一部の系統について...