摘要 そばの交配、世代促進、系統選抜、生産力検定を行った。9月下旬に台風が飛来し、供試材料は葉が裂けたり茎がちぎれるなどの著しい風害を受け、ほとんどの材料は枯死した。このため、ほとんど選抜は行わず1...
摘要 抗酸化能の高い遺伝資源や品種を効率よく育成するために、抗酸化能を測定する簡易法を開発した。簡易法を用いると、1日50点程度の試料を測定でき、育種に応用できると考えられた。この簡易法を用いてそば遺...
摘要 11年度、農業研究センター圃場では、配布用種子の生産のみを行った。福島県、長野県、熊本県、岡山県で現地試験が行われた。全国的にソバが不作であったため、明確な判定はなされなかったが、岡山県では関...
摘要 普通そばは集団育種法、自殖性そばは系統育種法により品種育成を行った。普通そば品種は多収性、耐倒伏性及び外観品質(粒色、粒形)について選抜した。自殖性そばは難脱粒性について選抜した。(研究機構-...
摘要 夏そば型の9品種を用い、3つの播種期で栽培し、抗酸化能について調査した。品種間差、播種期の影響は小さかった。品種内個体間変異に富む可能性が示唆された。ネパール原産の品種、「Phapal」は抗酸化能は...
摘要 82組合せの交配種子を得た。雑種集団は母系選抜法で選抜を行った。雑種第1代118組合せと第2代48組合せを養成した。雑種第4代28系統を選抜した。11年度これらの系統を生産力検定予備試験に供試...
摘要 近年、我が国の高齢化社会が急速に進展する中で、食に対して積極的な健康の維持増進機能を求める消費者ニーズが高まっている。機能性に富んだそばが育成されるとそば需要が高まると考えられる。そこで、機能...
摘要 ソバ等資源作物は、嗜好性に非常に優れた伝統的な食品を生み出す素材であり、近年では健康志向の高まりからこれらのもつ機能性にも関心が集まってきている。そのうえに、転作作物としても注目されている。こ...
摘要 10年度は、農業研究センター圃場における栽培試験は実施しなかった。福島県、長野県、熊本県で現地試験が行われ、福島県では関東3号、長野県では関東4号がやや有望と判定された。熊本県では、関東1号が...
摘要 そばの機械化適応性、良質多収品種の育成を交雑育種法、系統分離育法および突然変異育種法により行っている。交配種子では119組合わせの種子を得た。F1の57組合わせおよびF2の5組合わせを養成した...
摘要 9年度は5月上旬播種の夏そば、8月上旬播種の秋そば試験の結果、夏そばでは4号はやや倒伏に強く、やや多収であった。秋そばでは1号が多収ではなかったが千粒重が大きかった。両者とも配布県で成績が良く...
摘要 ソバの機械化適応性、良質多収品種の育成を交雑育種法、系統分離育種法および突然変異育種法を用いて行った。系統育種法ではF4の26系統を選抜した。集団育種法では、F4で16個体、F3で140個体を...
摘要 大粒で品質がよく、安定多収品種の育成を目的としている。8年度の試験の結果、夏ソバではそば関東4号の収量がしなの夏そばに勝り、千粒重およびリットル重は関東4号が最も高かった。秋そばでは高温・乾燥...