摘要 水稲生産の低コスト化をめざした直播栽培等の省力栽培法を安定化して普及させるためには各栽培法における生育特性に応じた生育制御技術を確立する必要がある。本研究では、直播を主とした省力栽培水稲の生産...
沖積土汎用水田における不耕起栽培のための土壌管理技術の確立(129)
摘要 不耕起栽培導入前処理として土壌肥沃度水準(低肥、高肥)と耕起水準(深耕、浅耕)を変えた条件で、毎年播種前にローラー(0.6t)による踏圧処理(2踏、1踏、無踏)を組合せ、耕起直播との比較で、不...
摘要 水稲の湛水・乾田直播では、カルガモ、スズメ、ハト、カラスなどの鳥類による播種期の食害が大きく、生産の安定化のための阻害要因の一つとなっている。そこで、これらの鳥の採食生態と餌の選好性などを解明...
摘要 水稲の多様な栽培様式に適した雑草防除技術が必要であるが、乾田直播栽培では好適な防除技術の確立が遅れている。このため、乾田直播の乾田期の雑草の動態を調べた。また、総合防除技術の素材として水稲品種...
摘要 茨城県新利根村太田新田での乾田直播栽培での雑草の発生消長を調べ、新たに開発された除草体系の検証を試みた。播種直後処理の除草剤の効果は短く、不耕起区では18種、耕起区では13種の雑草が乾田期間に...
摘要 わが国の農業は、労働力の急速な高齢化、担い手不足などの多くの問題を抱えており、水稲については規模拡大、省力化、低コスト化が必要である。大規模低コスト化を進める上で中心的な技術である水稲直播栽培...
摘要 新技術適用による水稲直播栽培技術の確立は、大区画水田での低コスト、省力生産技術の柱として期待されている。雑草の制御は直播栽培における中心的課題であり、湛水直播栽培では一定の防除体系が策定されて...
摘要 沖積土汎用水田における低コスト輪作技術の一つとして不耕起栽培技術の導入が期待されている。不耕起栽培は省力技術であるとともに、とくに輪換田における不耕起栽培は土壌を酸化的に保ち、低湿な沖積土を汎...
沖積土汎用水田における不耕起栽培のための土壌管理技術の確立(114)
摘要 不耕起導入前の土壌条件として、耕土層の厚さ(20■の深耕、10■の浅耕)と土壌肥沃度(堆肥と土づくり肥料投入の高肥、無投入の低肥)の2要因を取り上げ、不耕起管理に伴う土壌物理性の変化を助長するた...
摘要 今後の稲作においては経営規模の拡大や省力化・低コスト化による生産性の飛躍的向上を実現していくために、育苗と移植作業を省略できる直播栽培技術の導入が求められている。直播栽培技術の中で有効な技術は...
摘要 30年間不耕起乾田直播を継続した圃場の土壌物理性の特徴を、隣接する耕起移植田との比較で明らかにした。不耕起継続田の主な根群域は深さ22cmまであり、耕盤が在る耕起田より明らかに深く、緻密度も1...
摘要 不耕起栽培は耕起砕土の作業工程が省略できるので省力的な作業方法であるが、適地の判定や適切な土壌管理法の確立が残された問題である。そこで、不耕起栽培を開始する前の土壌改良及び不耕起栽培期間中の土...
摘要 水稲の不耕起乾田直播栽培を長期間続けてきた現地農家の水田で採取した土壌について、雑草発生の様相を調査した。供試土壌は、農家が播種前に散布した除草剤の影響によりほとんど雑草が発生しない場合があっ...
摘要 水稲乾田直播栽培の播種時期を変えて、乾田期間に発生するノビエの時期別の発生本数及び出芽深度を検討した。水稲播種後1か月間のノビエの総発生本数は5月7日播種区で113本/■、6月6日区で34本/■...
摘要 農業従事者の高齢化が進み、就業者数が近い将来激減する見込みである。農業を継続させて行くためには、規模拡大が不可欠となり、規模拡大の作業面からの限界は移植作業にある。移植を直播に替えることにより...