摘要 小麦19系統、大麦37系統について、ポット検定を行った。小麦・大麦とも激しく罹病したため、抵抗性が中間の系統の評価が困難であった。二条大麦の3系統で抵抗性が認められたが、ほとんどの系統が罹病性で...
摘要 国・指定試験地育成の稲系統の抵抗性検定、麦類系統適応性検定、また出願品種栽培試験を行い、当地方への適応性を検討する。独法研・制定試験地育成の水稲133系統の縞葉枯病抵抗性を検定した。麦類について...
3.農産物の安全安心確保に関する研究開発事業 (3)コムギ赤かび病菌の毒素(DON)汚染軽減技術の確立
摘要 三重県の小麦生産は転作作物として重要な位置を占めており、本作化による栽培面積の増加に伴い、赤かび病の発生が増加している。平成14年5月に厚生労働省が定めた小麦中の赤かび病菌毒素(DON)暫定基準...
南米等の大豆の遺伝資源の線虫、茎疫病抵抗性及び子実成分等の評価と育種素材の育成(523)
摘要 吉林省農科院大豆研では、大豆遺伝資源の一次特性を調査し、生育日数、草型、伸育型、葉型、花色、主茎長、百粒重など変異の幅が大きく日本大豆とは異なる分布を示した。また、中国産と日本産大豆のSSRマー...
麦類のDNAマーカー利用による効率的な穂発芽耐性および耐病性選抜技術の開発(161)
摘要 穂発芽耐性及び耐病性について遺伝解析を行い、これに連鎖するDNAマーカーを開発する目的で本試験を実施した。ナンブコムギ/フクホコムギの半数体倍加系統群について、小麦縞萎縮病抵抗性検定を行った。...
寒地向け穂発芽耐性・赤かび病抵抗性良質小麦品種の育成(102)
摘要 3種類の赤かび病抵抗性検定法を行った結果、切り穂検定法と灌水ビニールハウス法が赤かび病抵抗性検定に有効であることが示唆された。切り穂検定法は省力的に多数の品種を検定する目的に向いており、灌水ビ...
摘要 ジーンバンク保有の系統のなかには、まだ日本の小麦育種に利用されていない赤さび病抵抗性遺伝子が存在するので、その遺伝資源を明らかにするとともに、抵抗性遺伝子の栽培品種への導入を図る。11年度は、...
高降雨ストレスに対する障害抵抗性麦類の育種技術の開発(172)
摘要 メキシコにある国際トウモロコシ・小麦改良センター(CIMMYT)のトルーカ試験地に小麦赤かび病及び穂発芽に対する障害抵抗性分析用の材料を播種し、現地での抵抗性検定により異なった環境での抵抗性発...
摘要 北海道では開花から収穫にかけてしばしば襲来する多湿・低温・寡照などの悪天候で赤かび病や穂発芽などの被害が発生し収量や品質の低下をきたすことが多く穂発芽耐性や赤かび病抵抗性の一層の改良が不可欠で...
摘要 コムギ眼紋病に対する小麦の抵抗性を、幼苗によるポット試験では24品種、水田転換畑および畑の5か年の圃場試験では77品種・系統について検定した。その結果、幼苗検定、圃場検定ともにHelge、Ho...
小麦のグリーンバーナリ世代促進における高品質選抜法の開発(142)
摘要 赤さび病抵抗性を備えた高品質系統を選抜するための手法を開発するため、製パン性に関与するグルテニンサブユニット5+10を有する品種Camp Remy及びRecitalを赤さび病抵抗性の中間母本農...