80.病害診断技術の開発(1)イチゴ炭疽病の病原性系統判別方法の確立
摘要 PCR法とエタノール浸漬法を併用してイチゴに病原性を示す炭疽病菌を検出するには、14日までに出現した分生子塊から分離した炭疽病菌のDNAを鋳型とし、A17プライマーセットを用いたPCRで約950bpにPCR産物を...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 ナシ黒斑病耐病性品種「おさゴールド」の不定芽由来個体では、「おさゴールド」及び「二十世紀」と同じPCRバンドパターンを示すものがあり、「おさゴールド」のキメラ性が確認され、さらに不定芽利用により...
摘要 イチゴ萎黄病、炭疽病は保菌親株から子苗に伝染する。しかし、これらの病害は潜在感染して病徴を示さないことがあり、健全苗の確保を困難にさせている。本課題では、迅速かつ高精度の遺伝子検定による診断...
8.病害診断技術の開発(1)イチゴ炭そ病の病原性系統判別方法の確立
摘要 STS化したA17プライマーセットを作成した。このプライマーセットを用いたPCRで、イチゴ炭疽病菌の病原性の判別を試みたところ、52株中46株で予測した結果と合致した。しかし、病原性と反対の結果を示す株も6...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出(B321)
摘要 ガンマー線及びイオンビームを照射したナシ品種‘南水’から黒斑病耐性の突然変異体は得られなかった。ナシ黒斑病耐性突然変異体のキメラの確認及び解消のための不定芽誘導条件を検討した結果、8月以降の腋芽...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 リンゴ品種「印度」の斑点落葉病耐病性個体の特性調査を完了し、品種登録申請を行った。チャ炭疽病抵抗性検定に使用する炭疽病菌の継代処理後日数による検定結果への影響を明らかにし、検定結果を安定させる...
摘要 i)少肥下での木部樹液のアミノ酸濃度及び枝中のアミノ酸含有量から「あさのか」「こまかげ」は少肥適応性が高いと判断された。また、「金系30-2」を少肥適応性系統として選抜した。ii)クワシロカイガラムシ...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 リンゴ品種「印度」斑点落葉病耐病性突然変異体の詳細な形質調査の結果、形態的な差異は認められなかったが、耐病性以外では花粉の稔性低下が確認された。しかし、突然変異体の花粉を用いた受粉試験の結果、...
木本性作物の耐病性突然変異体の誘発・選抜技術の開発と素材作出
摘要 リンゴ品種「印度」の斑点落葉病耐病性突然変異体は、原品種より耐病性が高く果実形質に大きな差は無かった。ナシ黒斑病毒素の簡易安定的な作成法及びナシのモデル品種苗木へのγ線急照射条件の検討を行った...