| 課題名 | b.めん用小麦品種の育成と品質安定化技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014906 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,めん用小麦研究チーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,めん用小麦研究東北サブチーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,めん用小麦研究近中四サブチーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,めん用小麦研究チーム |
| 協力分担関係 |
長野県農業試験場 愛知県農業総合試験場 埼玉県農林総合研究センター 栃木県農業試験場 茨城県農業総合センター 製粉協会 北海道立北見農試 長野県農試 日本製粉 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 小麦の色相に及ぼす要因の解明や製粉性を支配する成分の簡易評価技術の開発については、1)窒素施肥による小麦粉色劣化の要因については、ビューラー製粉機による60%粉のa*(赤み)と微量元素含量は蛋白質含量の増加とともに増大するが、灰分含量や色相や製粉性に関与する主な細胞壁多糖類であるアラビノキシランは、蛋白質含量や追肥条件に伴う変動を示さなかった。2)澱粉顆粒へのPINの結合性は、溶媒のpH上昇に伴い増加した。澱粉顆粒表層の糖脂質(MGDG、DGDG)は小麦粉粒度と負の相関があったが、リン脂質と小麦粉粒度や穀粒硬度との間に相関は認められなかった。3)良色相小麦系統を開発するための選抜マーカー候補については、SSRおよびDArTマーカーなどを用いたゲノムワイドアソシエーション解析を行い、ブラベンダー製粉機による小麦粉A粉のa*(赤み)に関与する複数の染色体領域を明らかにした。ASWに近い製めん適性や、「農林61号」より5日以上早生のめん用小麦品種の育成については、1)「農林61号」より4日程度早生で、収量性が高く、穂発芽耐性、麺の食感に優れる「関東135号」を品種登録出願した。福島県での奨励品種採用が予定されている。2)製粉性が高くて早熟な通常アミロース系統「中系09-06」や秋播型系統「中系09-01」などを選抜した。麺用の低カドミウム系統を11系統選抜し、関係県に配付して系統適応性検定に供試した。SRCはグルテンの強さや小麦粉粒度と相関があり、用途別加工適性の指標の一つになることを確認した。3)通常アミロースタイプの「農林61号」後継品種を検討した結果、「西海191号」が良好で、福岡県での現地試験と実需者による品質試験を行った。北見81号(きたほなみ)/チクゴイズミの交配後代から選抜した「きたほなみ」並の高い製粉歩留を持つ系統の栽培性を調査し、ビューラー製粉機でも高製粉性を示すことを確認した。4)寒冷地向け薄力小麦「東北224号」の品種登録出願を行い、同系統の窒素追肥の時期による子実蛋白質含量の変化を明らかにした。その他、5)甘味種小麦を含む新規小麦系統について、「盛系D-B004」、「シロガネコムギ」、「バンドウワセ」を戻し交配親とした交配を行った。6)新規のACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害ペプチドは、1.5mg/kg以上の経口単回投与で用量依存的に高血圧自然発症ラットの血圧降下作用をもつことが明らかになった。ふすま由来自己消化ペプチドは、遺伝子突然変異誘発性を有しないことを確認した。 |
| カテゴリ | 加工適性 小麦 施肥 評価法 品種 ラベンダー |