d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発

課題名 d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
課題番号 2006008487
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター 暖地施設野菜花き研究チーム
協力分担関係 宮城県農業・園芸総合研究所
茨城県農業総合センター
群馬県農業技術センター
静岡県農業試験場
広島県農業技術センター
福岡県病虫害防除所
佐賀県農業試験研究センター
長崎県総合農林試験場
大分県農林水産研究センター
熊本県農業研究センター
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)未熟稲ワラを3t/10a施用した抑制トマト栽培では、生育やハウス内二酸化炭素濃度に差がなく、施用量をさらに増やす必要が認められた。(2)アスパラガスの伏込み促成栽培の収量は伏込み開始時の根株重と相関が高いことを示した。(3)きく苗のブロックサイズが定植後の生育ならびに切り花の形質に及ぼす影響は、栽培時期により異なることを明らかにした。(4)シマカボチャを台木としたセイヨウカボチャの耐暑性向上は乾物生産増によるものであった。(5)トルコギキョウの吸水種子低温処理後の茎伸長や花芽分化は長日により促進されるが、品種によりその程度が異なることを明らかにした。(6)つつじ育成系統「久留米65号」は土壌乾燥による地下部の障害程度が小さく、土壌乾燥遭遇後の植物体の再生に優れていた。(7)タバココナジラミのバイオタイプをPCRにより簡便に識別する手法を開発した。本手法を用いて国内タバココナジラミ12個体群の系統解析を行った結果、4個体群がバイオタイプQ海外個体群と、他の8個体群はバイオタイプB個体群と高い相同性を示した。(8)ミナミキイロアザミウマの発生密度とキュウリ黄化えそ病の発生株数には相関があることを明らかにした。10月下旬に栽培を終了して蒸し込みを行ったハウスでは残渣撤去後13日までは虫が生息していた。(9)アザミウマの低密度時にアカメガシワクダアザミウマを放飼し、その後タイリクヒメハナカメムシを放飼することにより後者の防除効果が安定することをナス、イチゴで明らかにした。(10)土壌消毒後2作目の発病が問題になるサラダナ根腐病は、晴天が2日以上続く日の早朝にクロルピクリンで土壌消毒すれば3作収穫可能で、年間土壌消毒回数を3~4回から2回に半減できることを明らかにした。
カテゴリ 病害虫 アスパラガス いちご 黄化えそ病 かぼちゃ カメムシ 乾燥 きく きゅうり くり 栽培技術 台木 耐暑性 タバココナジラミ 土壌消毒 トマト トルコギキョウ なす 根腐病 品種 防除 ミナミキイロアザミウマ

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