要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
イネの開花しない突然変異の交雑抑制能力と既存品種へ導入した場合の影響
要約 イネの突然変異superwoman1-cleistogamyによる開花しない性質は、自然交雑を効果的に抑制できる。また、DNAマーカーと連続戻し交配によってこの性質を既存のイネ品種に効率よく導入でき、その農業...
duplex-tube capture-RT-PCRによるヤマノイモモザイクウイルスとヤマノイモマイルドモザイクウイルスの同時検出
要約 試料をカーボネートbufferで磨砕し、tube captureすることで行うduplex-tube capture-RT-PCRにより、ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)とヤマノイモマイルドモザイクウイルス(YMMV)が、簡便かつ迅速に同時検...
要約 マツ材線虫病の総合的防除戦略およびスギ・ヒノキ二大害虫の防除マニュアルを作成するとともに、環境にやさしい生物防除法開発のためカシノナガキクイムシの集合フェロモンの化学構造を明らかにしました。ま...
ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)によるモザイク病に強いヤマノイモの新品種「山口2号」
要約 山口県徳地町在来ヤマノイモ(イチョウイモ)から選抜した優良系統に、弱毒ウイルスを導入し、育成した生産性の高い品種である。JYMVによるモザイク病に強く、薯の肥大が優れる。薯の形状は扇型で揃いがよい...
要約 やまのいもの交雑育種において、交配後30日から40日間果培養を行い、種子培養を省略することにより、交雑実生獲得までの期間を短...
要約 ナガイモとイチョウイモの人工交配条件を明らかにするとともに、胚培養法を開発した。また、得られた交雑種の形質調査を行った中から、粘りが強く、かつ比較的短い「園試1号」を選抜した。 背景・ねらい ...
要約 やまのいもの交雑育種において、着花を目的とした場合、種いもは定芽を含む200g程度、窒素施肥量は株あたり1~2gが適当である。交雑種子の獲得には、雌株を交配2週間前から交配期間にかけて、25℃以上の温度...
イチョウイモの芋内におけるヤマノイモモザイクウイルスの濃度分布
要約 イチョウイモのヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)罹病芋の芋内でのウイルスの濃度は、上部の蔓発生部位で低く、中位部以下で高い。 背景・ねらい イチョウイモは、山口県における中山間地の高収益...
背景・ねらい 地球温暖化は現在の植生帯を高緯度、または、高標高へ押し上げる力となり、山頂部面積の狭い山岳地では高山帯・亜高山帯植生がその成立立地を失う可能性がある。本研究の目的は、環境条件と各種植物...