道産イアコーン等トウモロコシ子実主体飼料の乳牛への給与効果と収益性評価
要約 イアコーンサイレージの乳牛への給与により、繁殖成績が改善され、酪農家の収益性も増加する。また、ハイモイスチャーシェルドコーンの密封容器としてフレコンの代わりにリユースできるプラスチック製容器を...
冬季のススキ優占草地は子牛生産性に影響を及ぼすことなく放牧利用できる
要約 積雪の少ない温暖低標高地のススキ優占草地は、黒毛和種繁殖牛の妊娠中期までの冬季放牧地として活用でき、連年での冬季放牧飼養においても生産された子牛の生時体重や発育性には影響しない。 キーワード ス...
飛翔能力を欠くナミテントウの孵化率および産卵数は系統間交雑により回復する
要約 長期間の人為選抜により低下した、遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウ系統の生存率や繁殖力は、異なる系統間の交雑により回復する。交雑によって得られた系統は、放飼後の次世代個体の発生数が多い。 背景...
要約 遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウは、飛翔能力を持つナミテントウよりも露地栽培圃場内に長く定着し、ワタアブラムシの増殖を抑制する。 キーワード ナミテントウ、飛翔不能化、露地 背景・ねらい アブラ...
要約 多くの森林樹木には、マスティングとよばれる種子の「成り年」現象がある。温帯落葉広葉樹林での地道な長期観測結果から、マスティングには種子食者から上手く逃れたり、受粉効率を上げるなど、樹木の種子生...
カーネーションの新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」の育成
要約 ピンクの品種「ノラ」から培養変異選抜により、赤色の新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」を育成した。「ポーレッド」は花が大きく花弁数が多い、「ユアレッド」は萼割れがない、などの特色をそれぞれ持...
要約 採種は開花期から数え約8週間目に行う。水(比重1.0)で比重選した後、4℃の湿潤処理を40日程度行い、風乾、保存すると、発芽率、発芽速度、発芽の斉一性の高い種子が得られ、鉢花等の生産安定につながる。...
背景・ねらい 北海道には20種以上もの虫媒花樹木が分布している。しかしながら、これらの樹木の資源管理を行う時に必要となる繁殖様式についての情報は少ない。虫媒花樹木の繁殖様式を理解するためには、どのよう...