要約 これまでに開発したマダコ浮遊幼生の飼育技術や給餌技術に加えて、新たに稚ダコの共食いを防ぐ飼育システムを開発し、陸上施設で稚ダコから約4 割の個体を出荷サイズまで育てることに成功しました。 背景・...
生分解性マルチの分解速度が畑によって違う理由には土壌微生物とそれらが生産する酵素が関わっている
要約 生分解性プラスチック(生プラ)製の農業用マルチフィルム(生プラマルチ)の分解が早い畑の土では、生プラ分解能を持つ微生物の分離率が高く、こうした土では、エステル分解酵素(エステラーゼ)の活性が高い...
要約 施設野菜において、飛翔能力を欠くナミテントウ2齢幼虫を畝ごとに1m2あたり10~13頭、1週間間隔で2回以上放飼することでアブラムシ類を効果的に防除できる。アブラムシ類が既に多発生している場...
高地下水位条件下における圃場レベルの塩害軽減対策のガイドライン
要約 地下水に含まれる塩類に起因する塩害が深刻な中央アジアにおいて、農家が自ら実施できる圃場レベルの塩害対策技術を実証し、これを塩害軽減対策ガイドラインとして取りまとめた。 キーワード 塩類集積、地下...
コスト・環境負荷低減のための青果物のバルクコンテナ物流技術の開発
要約 新規バルクコンテナを青果物物流に導入した場合、段ボール箱による物流と比較して、包材コストを3割以上、物流に関わるCO2発生量を3~4割削減可能である。ダイコン、キャベツ、タマネギなどでは...
要約 遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウは、飛翔能力を持つナミテントウよりも露地栽培圃場内に長く定着し、ワタアブラムシの増殖を抑制する。 キーワード ナミテントウ、飛翔不能化、露地 背景・ねらい アブラ...
食品や食品添加物等を用いて魚類の受精卵や仔稚魚に標識を施す技術
背景・ねらい
現在,魚類の放流調査では,魚体へタグなどの標識票を装着したり,鰭の一部を切除・抜去する体外標識と,試薬で耳石を蛍光染色する体内標識を用いて,放流魚を標識している。しかし,体外標識...
要約 する。 背景・ねらい 東南アジアを含む発展途上国では、マングローブを伐採し養殖池を造成しエビ養殖を行って来た。これによりマングローブ域が減少し、自浄作用が低下するとともに、養殖池からの排水も増大...
カーネーションの新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」の育成
要約 ピンクの品種「ノラ」から培養変異選抜により、赤色の新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」を育成した。「ポーレッド」は花が大きく花弁数が多い、「ユアレッド」は萼割れがない、などの特色をそれぞれ持...
要約 プレハブ予冷庫内に氷雪を積載することにより、庫内を平均湿度95%程度の高い湿度にすることができ、かつ庫内温度の安定化も図ることができる。また、熱透過率を最大47%削減可能な真空断熱材組込式硬質ウレ...
要約 水稲直播技術には規模拡大効果やコストダウン効果のほかに補助労働を省く効果があり、農外恒常勤務の増加や高齢化により補助労働を女子労働力に依存することが困難になった農家では省力化へのニーズが強い。...