要約 水田放牧草地において、斑点米の原因となるカメムシ類など4目24種のイネとの共通害虫が認められるが、放牧草地周辺の水田における害虫の発生個体数は、放牧草地に近接していない水田と比較して、多くの分類...
要約 黒毛和種哺乳子牛にローラーミル粉砕トウモロコシを50%含む別飼飼料を給与すると蒸煮圧ぺんトウモロコシ給与に比べ放牧草乾物摂取量が3~19週齢の平均で20%増加する。粉砕トウモロコシの給与適期は放牧草...
ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における軽種馬の栄養摂取量
要約 馬による放牧草の乾物消化率、TDNおよび可消化エネルギーは低消化性繊維(Ob)含量から 推定できる。ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における馬の乾物採食量は体重比2. 00%~2.63%の範囲で割り当て草量、...
ケンタッキーブルーグラス主体草地の定置放牧における効率的管理法
要約 ケンタッキーブルーグラスとシロクローバの混播草地は、放牧期間中一定の頭数 で放牧する省力的な定置放牧条件で、入牧を早め減肥することで過繁茂を軽減で き、ホルスタイン去勢牛でヘクタール当たり増体量...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性低下あるいは、開花前日および当日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させ...
要約 日乾物生産量を現存量から推定する式を導き、これを組み込んだ簡易なモデルを適用することで、ケンタッキーブルーグラス定置放牧草地の現存量の変化を予測できる。 キーワード 現存量推定、放牧草地、定置放...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性、あるいは開花当日および前日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させる。...
要約 放牧草地の牧養力を維持向上するため、熟成堆肥の肥効と覆土効果を狙い、堆肥に牧草種子を混合し、掃除刈り後に散布する不耕起簡易草地更新技術について検討した。 キーワード 熟成堆肥、覆土効果、不耕起草...
放牧哺乳子牛への保護油脂給与時には生草摂取量の低下に注意を要する
要約 黒毛和種哺乳子牛のケンタッキーブルーグラス(KB)主体草地での放牧草乾物摂取量は生後10週齢以降急速に増加する。その際、別飼い飼料に脂肪酸カルシウム(CSFA)を8~12%添加すると生草摂取量が69...
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
低温期におけるわい性サヤインゲンのトンネルを利用した一斉収穫栽培法
要約 露地わい性サヤインゲンを11月中旬~1月中旬に播種する場合、低温・季節風のため低収量であるが、トンネルを用いた一斉収穫栽培により収量が大幅に増加し、品質も向上する。 キーワード わい性サヤインゲン...
要約 旭川市内の山地酪農放牧草地の年牧草乾物生産量は、不耕起造成20年経過後も5.5t/haに維持されている。年間を通じて草高を10cm以下に保つ管理により、多種のイネ科牧草とシロクローバが高い植被率で維持され...
相対飼料価を指標としたアルファルファサイレージの成分品質評価
要約 相対飼料価(RFV)は、単播アルファルファのロールベールラップサイレージの品質評価にも準用でき、RFV150前後の粗蛋白質含量(CP)は約20%となる。また、草丈70~80cmで刈取ることでCPの高い高品質サイレー...
要約 雄性不稔細胞質をもつサヤインゲン品種「黒種衣笠」を1回親(種子親)とし、他の品種を反復親として戻し交配を続けることにより細胞質雄性不稔系統を育成できる。これらの系統を用いれば、雑種を作出するの...
要約 シバムギは放牧草地においてケンタッキーブルーグラス及びシロクローバと共存し、高い植被率を維持する。このような放牧草地の牧養力は北東北低・中標高地ではおよそ600CDである。放牧草地におけるシバ...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、(1)季節生産性が平準であること、(2)WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、草種構成も長期にわたり安定である...
除草剤の播種前雑草処理を用いたケンタッキーブルーグラス放牧草地の造成法
要約 ケンタッキーブルーグラスを、除草剤の播種前雑草処理を用いて8月に30kg/ha播種し、ケンブリッジローラで鎮圧すると安定的に造成できる。この方法でシロクローバと混播すると、翌年7月からは毎月ヘクタール...
チモシー優占草地からケンタッキーブルーグラス優占草地への誘導法
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)優占草地を成立させる技術として、チモシー・KB混播草地を放牧しながらKB優占草地に誘導する方法を提示する。10cm程度の短い草丈で放牧する方法により造成後数年間でKB優占草地...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、①季節生産性が平準であること、②WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、種組成も長期にわたり安定であることなど...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における家畜生産性
要約 ケンタッキーブルーグラスとシロクローバの混播草地は、ホルスタイン去勢牛(6ヶ月齢、220kg)による草丈10-20cmの定置放牧条件で、日増体量0.86kg、ヘクタール当たり増体量858kgと、チモシーの集約放牧草地と...