要約 有機質肥料を施用した土壌での陸稲の生育は、土壌中の無機態窒素量と相関はなく無窒素区より生育が増加する。また、陸稲はアミノ酸を窒素源として無菌状態で生育させると、アミノ酸の種類によって生育が異な...
要約 たまねぎの有機農業に要した費用は、生産費調査の水準の約1.3倍である。一方、販売価格は通常の1.3倍である。たまねぎの有機農業に取り組む際には、最低でも4,400kg/10a以上(価格81.0円/kg)を実現する必...
要約 水稲有機農業の費用は、慣行栽培の1.5倍を要す。一方、販売価格は通常の1.3~1.7倍である。水稲の有機農業に取り組む際には、最低でも420kg/10a以上(価格15,000円/60kg)を実現し、物財費と雇用労賃を補...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 籾殻を撹拌流動層法などにより低温で完全燃焼して生じる灰は、非晶質で溶解性が高く、重金属など有害物質をほとんど含まず、ケイ酸質肥料資材として効果が高い。 キーワード 籾殻、灰、ケイ酸、肥料、バイオ...
JA有機栽培部会員が部会内新規参入者に与えるサポートの多重性
要約 有機農業という共通の価値観で結びついたJA有機栽培部会の部会員は、新規参入者に対して、技術や販路面だけでなく、生活面や精神的なサポートなども与えている。また、参入者自身が次の参入者をサポートす...
JA有機栽培部会員が部会内新規参入者に与えるサポートの多重性
要約 有機農業という共通の価値観で結びついたJA有機栽培部会の部会員は、新規参入者に対して、技術や販路面だけでなく、生活面や精神的なサポートなども与えている。また、参入者自身が次の参入者をサポートす...
要約 籾殻を撹拌流動層法などにより低温で完全燃焼して生じる灰は、非晶質で溶解性が高く、重金属など有害物質をほとんど含まず、ケイ酸質肥料資材として効果が高い。 キーワード 籾殻、灰、ケイ酸、肥料、バイオ...
背景・ねらい 多面的機能を発揮させる政策のひとつに環境支払い政策があるが,同政策プログラム参加の任意性を考えれば,農業者が積極的に賛同し,参加する制度を設計することは不可欠である。しかし,助成金の支...
要約 エクストルーダ型成型機はモミガラ牛ふん堆肥に尿素、油粕を混合した成分調整成型堆肥を製造でき、成型費用は年500t生産では8円/kgである。製品は、成型後の乾燥処理により窒素成分が長期間保持でき、形状も...
要約 エンドウつる枯細菌病保菌種子に対して、次亜塩素酸ナトリウム液の浸漬処理に比べ、乾熱処理は殺菌効果が高い。55℃1~2日の乾熱処理による種子消毒は種子発芽に対する影響が少なく、殺菌効果が優れる。 キー...
エクストルーダ型成型機による成分調整牛ふん堆肥の成型能力と成型コスト
要約 エクストルーダ型成型機はモミガラ牛ふん堆肥に尿素、油粕、鶏ふん堆肥を混合した堆肥を成型でき、圧縮効果によって容積が15%以上減少する。500t/年生産規模での成型コストは8円/kgである。 キーワード エク...
背景・ねらい 本研究は,(1)日本,韓国,中国における農業環境政策の動向を法律,統計資料及び聴き取り調査等に基づく分析によって相互比較し,(2)当該政策に内在する問題点及び今後の政策課題を解明し,加えて,...
要約 農業への新規参入では,それを新規参入者の経営創業として捉えた上で,受け入れ側の支援方策を講じることが重要である。その創業支援体制のうち,公的支援活用型では農地保全と担い手育成の両立に問題を抱え...
要約 されて販売される場合が最も多い。これは、栽培方法や生産者名などの具体的な情報を提示せずに、当該企業の販売品としての特徴をだすためである。また、有機農産物等の販売価格は平均すると、慣行農産物より...
要約 有機農産物等は、スーパー等の小売店舗では、各企業のブランド名のみ表示されて販売される場合が最も多い。これは、栽培方法や生産者名などの具体的な情報を提示せずに、当該企業の販売品としての特徴をだす...
牛・豚ふん尿堆肥の成型化(ペレット状)によるハンドリングの改良
要約 成型機(ダブルダイス方式)を利用したペレット堆肥の形状は、直径が約5mm、長さが 5~15mm程度の円筒形である。ペレットは、散布・搬送時にほこりの発生が少なく、また成型時に圧縮され、その容積が 1.5~ ...