要約 ペレニアルライグラス「東北7号PR」は、越夏性、収量性に優れ、本州以南の寒冷地(東北地域や中部高標高地帯:年平均気温9~12°C)を対象に、主に放牧用として利用できる。 キーワード 放牧用、越夏性、ペ...
耐塩性が強く茎葉が多収な稲発酵粗飼料用新品種「ソルトスター」
要約 「ソルトスター」は耐塩性が強く、塩害発生地域で利用できる茎葉多収の稲発酵粗飼料用系統である。「ソルトスター」は「リーフスター」と比較し出穂が6日遅く、黄熟期が9日遅い極晩生である。 キーワード 稲...
早生茎葉多収で倒伏しにくい稲発酵粗飼料用水稲新品種候補「関東飼糯254号」
要約 「関東飼糯254号」は「夢あおば」と比較し出穂が6日遅いが黄熟期で2日早い早生であり、茎葉の割合が高く、全重が移植でも直播でも多収で、耐倒伏性が強い。また、株の再生も良く、難消化性のリグニン含量が...
トウモロコシ新品種「きみまる」は赤かび病抵抗性が強く、かび毒の濃度も低い
要約 飼料用トウモロコシの赤かび病抵抗性とフモニシン濃度には大きな品種間差がみられる。農研機構育成の新品種きみまる(北交72号)は、赤かび病抵抗性が強くフモニシン濃度が顕著に低い。また、他のかび毒に関し...
根釧・道北地域向きの耐倒伏性サイレージ用トウモロコシ新品種「北交66号」
要約 「北交66号」は、熟期が“早生の早”に属し、同熟期の品種「ぱぴりか」と比べ、乾物収量やTDN収量は同程度であるが、雌穂収量が同等以上で雌穂中の子実割合が高い。また、耐倒伏性が強く、極強レベルのすす紋...
畑地型酪農経営におけるメドウフェスクを用いた集約放牧の導入効果
要約 経産牛60頭規模の畑地型酪農経営では、メドウフェスクを用いた集約放牧の導入により、従事者1人当たり労働時間の237時間短縮、農業所得の2,134千円増加が実現できる。飼料自給率は7.5ポイント上昇でき、配...
ペレニアルライグラス「ポコロ」の導入による草地植生および家畜利用性の改善
要約 ペレニアルライグラス「ポコロ」は、作溝型播種機を用いた簡易更新でも放牧地の植生改善に十分な効果が期待出来る品種であり、導入により放牧草の栄養価や採食性を改善し、サイレージとして利用すると自給飼料...
乾物収量が多い飼料用サトウキビ新品種候補系統「KRFo93-1」
要約 「KRFo93-1」は、日本初の飼料用サトウキビ品種候補系統である。初期生育が旺盛で乾物収量が多い。株の再生が優れ、数年間にわたる多数回の収穫が可能である。 キーワード 飼料作物、粗飼料、サトウキビ、乾...
雌穂重割合が高い根釧地域向けサイレージ用トウモロコシ新品種「ぱぴりか(北交62号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「ぱぴりか(北交62号)」は、“早生の早”の熟期で、栽培限界地帯である根釧地域を適地とする。本品種は、初期生育に優れ、多収で、乾物中の雌穂の割合...
要約 永続性、越冬性が優れるアルファルファ「北海3号」は、北海道の自然条件に適応する品種として、我が国寒地におけるアルファルファ栽培の安定化と拡大に貢献できる。 キーワード アルファルファ、永続性、越...
アルファルファ単播草地の生産性及びサイレージ品質と乳牛への給与効果
要約 アルファルファ単播草地は、造成後4年目まで粗蛋白質含量を約20%、年間乾物収量を800kg/10a以上を維持できる。アルファルファ収穫作業時の車輪踏圧を軽減するため、省力的なロールベール運搬・密封機を開...
収量性・永続性に優れるペレニアルライグラス新品種「天北2号」
要約 「天北2号」は晩生で、収量性・永続性・シロクローバとの混播適性に優れる。越冬性はやや優れ、春早い時期からの放牧が可能である。北海道北部、中央部、南部に適応する。 背景・ねらい ペレニアルライグラ...
要約 遅播きトウモロコシを利用した自給飼料作付け体系について検討した結果、7月15日までに播種すれば、遅播き専用品種は収穫までに登熟することが確認された。また、輪作するイタリアンライグラスは極短期また...