セリンはカンピロバクターの栄養源として最も重要なアミノ酸である
要約 セリンを主要な栄養源とする条件下で培養したカンピロバクターの網羅的遺伝子発現解析を行ったところ、鞭毛合成遺伝子の発現低下、セリンを基質とするアミノ酸合成遺伝子の発現上昇など、本菌がこの環境に適...
ウエストナイルウイルスのNS1に対するモノクロ-ナル抗体を用いる競合ELISA
要約 新規に樹立されたウエストナイルウイルスのNS1に対するモノクロ-ナル抗体を用いることにより、日本脳炎ウイルスと交叉性が無く、微量の血清でも抗体測定可能な高感度のウエストナイルウイルスの競合ELISAが...
要約 エゾシカからトリパノソーマ原虫を初めて分離した。その原虫(TSD1)は、Stercoraria属 Megatrypanum亜属に分類され、遺伝学的にT. theileriに近縁であるが、in vitroでの増殖様式や核型などの点で、T. th...
要約 ブドウ、モモ園で生じるせん定枝をチッパーで粉砕後、鶏ふんを添加し腐熟期間中に3回切り返し作業を行えば、せん定終了から基肥施用の間の6~8ヶ月間で完熟堆肥が生産され、環境に配慮したリサイクル農業...
堆肥中硝酸態窒素が乾物中0.3%以上になると有機物分解を抑制する
要約 堆肥の腐熟過程で硝酸態窒素が乾物中0.3%以上になると有機物分解を抑制し、腐熟が進行しにくくなる。 キーワード
背景・ねらい 石川県内の家畜糞堆肥の品質を調べると、アンモニア態窒素の多いもの、...
要約 屠殺後の牛肉の熟成に関与しているウシカテプシンDのcDNA配列を決定した。多型解析によりcDNAの8部位で変異を検出した。 背景・ねらい カテプシン類はライソゾームに局在する酸性プロテアーゼの総称であり、...
要約 淘汰前の産卵鶏を4日間絶食し、その後肥育用飼料を8日間給与することにより、もも肉を主体に肉量を増加できる。 背景・ねらい 産卵鶏の廃鶏肉はテーブルミートとしてはほとんど利用されていない。しかし、...
要約 本病汚染土壌にフスマまたは米糠を1t/10a混和し、100~150㎜の潅水と土壌表面被覆・ハウス密閉により、ほ場容水量以上の水分と平均30℃以上の地温を維持する。これにより土壌の酸化還元電位が低下し、20日間...
要約 産卵率が5%に達した翌日から25%の体重減少を目標とした絶食は、50%産卵日齢を約16日遅らせるが、産卵ピーク後の産卵率及び二黄卵発生比率を2~10ポイント高く推移させ、450日齢までの累計で二黄卵発生比率を...
要約 中山間地域の桑園などを中心に、放し飼い養鶏による自然卵生産が普及したが、鳥獣被害の防止が求められ電気柵を中心とした対策を検討したところ、この有効性が確認され、野犬や獣類の忌避学習効果も期待でき...