要約 高脂肪、低炭水化物、低タンパク質の「ケトジェニック飼料」を鶏に給与すると、肝臓におけるケトン体産生が亢進し、血液中β-ヒドロキシ酪酸濃度が上昇する。このとき、血液中脂質成分は変動し、血液中...
マンネンタケ菌床を地域特産肉用鶏に給与すると生産性と細胞性免疫能が向上する
要約 大豆加工品の製造副産物を利用して作られたマンネンタケ菌床を添加した、抗菌剤を含まない飼料を肉用鶏へ給与することにより、細胞性免疫能を活性化し、生産性を向上させる。 キーワード おから、細胞性免疫...
トウモロコシ乾燥蒸留かす(DDGS)は採卵鶏飼料に40%配合できる
要約 DDGSを採卵鶏飼料のエネルギー源としてトウモロコシの約1/3量と、タンパク源として大豆かす等の2/3量を代替しても、生産性や鶏卵品質には悪影響はないことから40%を配合することが可能である。 キーワード ...
食用油製造時に生じる廃白土の鶏用飼料としての有効性と排泄物からのアンモニア揮散低減効果
要約 食用油製造時に生じる廃白土には脂肪が含まれており、鶏の飼料として1~5%程度配合することが可能である。さらに、排泄物からのアンモニア揮散量を低減する効果もある。 キーワード ニワトリ、飼料、廃白...
要約 南部かしわ28日齢以降に、パンくず30%,大豆粕4%若しくはそばくず30%を配合飼料に混合給与することにより、食品リサイクルに寄与しながら配合飼料と同等の増体性を確保しつつ飼料費を低減させることができる...
要約 蒸気乾燥トウフ粕10%配合飼料の給与による破卵発生は、要求量に対するカルシウムの不足が原因である。不足の解消には、カルシウム吸収率を向上させるフィターゼの添加が効果的である。 キーワード 蒸気乾燥...
要約 蒸気乾燥トウフ粕を肉用鶏用飼料原料として利用する場合、配合割合が5%以内であれば、市販配合飼料と同等の育成成績が得られる。 キーワード 肉用鶏、蒸気乾燥トウフ粕 背景・ねらい 県内で開発された蒸気乾...
ブロイラー育成における飼料中タンパク質源の違い及び抗菌剤の影響
要約 飼料中のタンパク質源の差異および抗菌剤添加の有無がブロイラーの生産性およびストレス応答に及ぼす影響は、幼雛期の発育体重については動物タンパク質の影響が大きいが、その後の発育はタンパク質源よりも...
採卵鶏への蒸気乾燥トウフ粕給与における酵素、Ca添加による破卵低減
要約 蒸気乾燥トウフ粕10%配合飼料にフィターゼを添加すると全期間において破卵率が抑制され、カルシウムを添加すると産卵後期の破卵率が減少する。蒸気乾燥トウフ粕10%配合飼料は、フィターゼ、カルシウムを添加...
要約 産卵鶏へのゴマ粕5%給与により、血漿中αトコフェロール濃度は給与開始1週目で高まり、卵黄中αトコフェロール含量は3~4週目で高まる。 キーワード ゴマ粕、αトコフェロール、ビタミンE強化鶏卵、抗酸化...
採卵鶏の低リン植物性蛋白質飼料におけるフィターゼ添加水準の検討
要約 採卵鶏の低リン植物性蛋白質飼料にフィターゼを150単位/kg添加すると、動物性蛋白質飼料を給与した場合と同等の卵の生産性を維持でき、リン排泄量は約20%低減し、リン利用率は向上する傾向にある。 キーワー...
亜鉛・銅無添加のプレミックス利用による採卵鶏における亜鉛・銅排泄量の低減
要約 産卵鶏用飼料のプレミックス中に亜鉛・銅を添加しなくても、飼料原料由来の亜鉛・銅のみで生産性に影響はなく、亜鉛・銅排泄量をそれぞれ35%程度低減できる。 キーワード 産卵鶏、生産性、亜鉛排泄量、銅排...
要約 飼料米を配合した飼料を豚の肥育後期に給与することで、1日あたり1㎏の増体が可能である。50日間の給与で皮下脂肪は白くて硬く、また、脂肪酸組成ではオレイン酸割合が高くリノール酸割合が低くなる。 背景...
要約 トウモロコシ・大豆粕主体で非フィチンリン(npP)含量0.15%の採卵鶏用低npP飼料へのフィターゼ(Phy)の適正添加量は200単位/kg程度と示唆された。また、Phyを200単位/kg添加することで、市販飼料給与区並...
要約 本病汚染土壌にフスマまたは米糠を1t/10a混和し、100~150㎜の潅水と土壌表面被覆・ハウス密閉により、ほ場容水量以上の水分と平均30℃以上の地温を維持する。これにより土壌の酸化還元電位が低下し、20日間...
全量有機質肥料(乾燥鶏糞・大豆粕)による早期栽培コシヒカリの施肥技術
要約 早期栽培コシヒカリにおいて、乾燥鶏糞と大豆粕の全量有機質肥料の施用によって化成肥料による慣行と同等の収量が得られる。基肥窒素は、大豆粕では化成より1kg/10a増肥、乾燥鶏糞では化成並に施用し、穂肥...
要約 鶏雛からのリン排泄量を低減するためには,飼料のオートクレーブ処理,大麦あるいは小麦の利用および飼料用酵素フィターゼの利用が効果的である。これらにより鶏におけるリンの利用性が改善され,この結果,...
要約 飼料原料の違いやアミノ酸の添加によって,鶏の新鮮排泄物から発生するアンモニアおよびイオウ化合物類濃度は影響されたが,いずれの成分も飼料中成分含量との間に相関関係がみられない場合があった。このこ...
要約 卵用種雄ヒナを用いた真の代謝エネルギー(TME)価測定法を開発した。この方法により、飼料のエネルギー価が的確・迅速・簡便に評価でき、従来の雄成鶏を用いるTME測定法とほぼ同じTME価が得られる。 背景・ね...